アイコン 見えぬ新コロナ第9波 沖縄大丈夫か 5類インフルエンザ化


岸田政権による新コロナ5類移行で検査体制だけではなく、病院の受け入れ態勢も以前とはまったく異なるものとなった。もともと厚労省の官僚主導で講じられた5類移行政策、通常の神経ならば、2類の新コロナは一段落として3類に移行させるのだろうが、いきなり末端の5類に移行させ、何もかもいっぺんに5類仕様に変更した岸田政権。当然、情報の、医療行政の連続性などあろうはずもない。

5月の死亡者数について、脇田御用感染研所長は、昨年までの5年間平均と変わらない水準と学者ならぬ調査研究発表をなしている。
昨年は過去最大の死亡者数、一昨年も大幅な超過死亡が報告されている。5月の2週以降の2018年~22年の平均死亡者数の比較だそうだが、感染は拡大期・収束期・停滞期があり、どの期にあるのかによっても感染者数も死亡者数も大きく異なってくる。
超過死亡者の死体が山のように積まれた資料に基づき、今年の5月を比較して発表する小学生レベルの学者様のようである。

 

スポンサーリンク

<沖縄では>
巷では第9波に入ったと報道されている。
すでに沖縄では、国の命令で医療体制を平準化し、インフルエンザ体制にしているところに、現在、新コロナ感染者が急増している。
専用病院も病棟もなく、ウイルスからの防備をなくした医療機関、医療関係者の大量感染、すでにパニック状態に陥っている。
医療機関は、感染者を重症でない限り入院させることもなく自宅での隔離療養、入院できたとしても、感染者だけの病室はなく相部屋、別の病の病弱な入院患者に感染させるリスクもある。沖縄県は急遽、軽症感染患者用の専用医療施設を設けて対応するとしている。

<第9波は予想されたこと>
政府も厚労省も5類に移行させるに当たり、事前に第9波に対する対応策を練っており、即、その対応策を自治体なり、保健所なり、医療機関なり、国民に対して改めて発表し、これまでのように自治体に隠れず、陣頭指揮してもらいたいものだ。

新コロナ、安易に対応すれば、大量死に見舞われ、中国のように火葬するのに2週間も3週間もかかる可能性もある。
すでに日本では、昨年、高齢化が進む中、超過死亡も含めた死亡者数が過去最多となり、一部の都心部では火葬に12日間かかったという報道(NHK)もなされている。

昨年暮れ、中国の火葬場へは車両の大行列が大きく報道されていたが、日本でも同じことが発生していたようだ。報道しない自由を満喫している報道機関が、報じないだけのようだ。
第9波は感染者を自宅や施設、医療施設で隔離することがなく野放しにすることから、感染大爆発の可能性もある。
野放しの感染者がすべてスーパースプレッダーになる可能性もある。

今回のオミクロン株派生型のXXB.1系統の感染力や重症化率によっては、医療対応や病床がオープンでは手がつけられなくなる恐れもある(当初のオミクロン株より、数段感染力は強く、重症化率も高く=致死率も高いようだ)。

<5類移行により、感染者は日常と変わらずウロチョロできる>
5類では感染したヒトに、行動を自粛するかどうかは任せるというものである。
福岡市の中高一貫校で6月1週目に開催された体育祭では2500人の全校生徒のうち500人近くが感染し、体育祭の振替休日も含めて4日間休校にして対応していた。

今年10月以降、現在用いられている治療薬ラゲブリオを処方した場合、初診料や治療費のほかに薬剤代として自己負担が最大3万2470円かかり、貧者は受けず・受けられず、また病院にも初診料ほかお金がかかり、行かず、野たれ死に超過死亡者の墓に入ることになる。
急激に症状が悪化するのは新コロナウイルスの最初からの特徴でもある。

<感染サイクル>
新コロナウイルスの感染サイクルは4~5月、20年1月から始まり、これまでに8回(昨年までの36ヶ月間)経験してきている。
現在は、今年2月から収束期に入っており、すでに4ヶ月経過、いつ第9波が発生してもおかしくない時期に入っている。
 
それは4ヶ月間でワクチンや感染者の抗体の効力が薄れることにも関係している。
すべては新コロナに脆弱な高齢者を切り捨てる岸田政権と厚労省官僚の動きにあり、超過死亡というジャンルで闇に葬り去るようだ(高齢者はワクチンを打てないヒトも多くいる。ワクチン接種しなければ、ワクチンを打たない国民については知らないとする政府であるのだろうか。4回以上のほクチン接種をしてしない人は国民の過半数以上いる)。

第6派が22年2~4月、
第7波が7~9月、
第8波が11~23年1月、
第9波は定点観測の感染者数だけの把握となる。
定点観測地以外の地で大規模クラスターが発生しても定点観測では把握できない。
首相官邸で親族忘年会を開催、ドンチャン騒ぎするわ、その親族忘年会の主催者がお坊ちゃま首相である日本国でもある。

どっかの国の首相は、新コロナで国民に対して外出自粛を要請中、首相官邸の庭園で(ドンちゃん騒ぎではない)パーティを秘書官らとやっていたとして問題となり、結局は首相を辞任した。次の女性首相は、新コロナ対策資金を表明、ところが、資金の出所・裏付けがなく、就任祝いの新コロナ経済対策費を否決され、45日間で辞任に追い込まれた。
日本では異次元の防衛予算を発表したものの、財源はどこにもない。一番取りやすい国民から税金の大義でまた巻き上げる算段である。

米国のバイデン氏は大統領就任祝いに2兆ドル以上の新コロナ経済対策を打ち出し、議会との調整で1.9兆ドルが承認され、2021年に執行、世界中で物価高を演じさせている馬と鹿。今度は物価高=インフレ退治に金利高、多くの国々は物価高に為替安に追い込まれ、さらに高いインフレ圧力にさらされ、どこの国もその対応に金利を上昇させ、インフレを抑制させる動きに徹している。
米国の80歳を超えボケの入った老人の独り相撲に世界は翻弄・踊らされ続けている。
金融治外法権の国・日本は、マイナス金利を継続、当然、金利差から円大暴落、さらに輸入穀物・輸入野菜、輸入魚・輸入肉など高価な買い物となり、食料品物価が8.6%(生鮮外は9.2%)も上昇しているにもかかわらず、ほとんど報道されない幸せの国・日本のようだ。

ワクチンでボロ儲けしたのも米国、
米国は原油高・天然ガス高に翻弄されることもなく、価格高騰は国内の出来事、今後、欧州に向け、天然ガスの大規模輸出が待っている。
バイデン⇒ベネズエラ生産拡大⇒シェブロンの原油施設国有化解除,/改修・生産再開=ロックフェラー財閥所有←バイデン
ウクライナにロシアを挑発させ続けたのもバイデン(ウ憲法などで)、その後の米当局、ウクライナ戦争で一番儲かっているのは米国、向こう20年最新兵器の輸出が止まらない。それも海外へはメーカー価格ではなく、ボッタクリの政府価格で売却する。

そんなこんなで、日本はすでにのど元を過ぎたとして新コロナに対してもいいころ加減な対応になっているようだ。


スクロール→

新コロナ 比較

 

今年・23年

昨年・22年

 

感染数

死亡数

感染数

死亡数

1月

3,370,571

10,825

851,761

371

2月

729,447

4,229

2,366,053

4,506

3月

250,293

1,545

1,554,224

4,643

4月

258,636

677

1,308,976

1,635

5月

5類移行・調査せず

定点観測

997,765

1,034

6月

494,384

664

7月

3,247,012

924

8月

6,079,412

7,394

9月

2,633,440

4,891

10月

1,029,730

2,181

11月

2,359,178

3,008

12月

4,450,300

7,622

0627_07.jpg

 


スクロール→

新コロナ 月別致死率

 

感染数

死亡数

致死率

22/1.

851,761

371

0.044%

22/2.

2,366,053

4,506

0.190%

22/3.

1,554,224

4,643

0.299%

22/4.

1,308,976

1,635

0.125%

22/5.

997,765

1,034

0.104%

22/6.

494,384

664

0.134%

22/7.

3,247,012

924

0.028%

22/8.

6,079,412

7,394

0.122%

22/9.

2,633,440

4,891

0.186%

22/10.

1,029,730

2,181

0.212%

22/11.

2,359,178

3,008

0.128%

22/12.

4,450,300

7,622

0.171%

23/1.

3,370,571

10,825

0.321%

23/2.

729,447

4,229

0.580%

23/3.

250,293

1,545

0.617%

23/4.

258,636

677

0.262%

      235月から、新コロナウイルスは2類からイキナリ5類に格下げされ定点観測に移行、感染者数の全体調査は行われていない。

      オミクロン株当初の第6波より、第7波の致死率が高く、さらに第7波より第8波の致死率が高いことが数値で明らかになっている。第9波XXB-1系統はさらに致死率が高くなる可能性がある。

0627_08.jpg

[ 2023年6月27日 ]

スポンサーリンク
 

 

 


HTML Comment Box is loading comments...



※記事の削除等は問合せにて。

スポンサーリンク
 

 

関連記事

 

 



PICK UP


破産・小口倒産一覧