アイコン ビットコイン 20日間で21%上昇 時価総額1兆ドル回復 証券のボックス相場に嫌気

Posted:[ 2024年2月22日 ]

NYダウが一気に4万ドルを突破する動きであったが、経済好調・物価上昇で3月利下げ観測が遠退き、高次元ながら往復相場を繰り返している。
行き場を失った投機資金が、これまで修練されてきた仮想通貨市場に流れ込み、瞬く間に5万ドルを突破し、時価総額も1兆ドルを回復した。
 ただ、今後はどこに天井を置くか、検討がつかない領域に達してきている。



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投資 コストパフォーマンス 5指標

 

BTC

日経平均

NYダウ

上海総合

KOSPI

 

ドル

ドル

指数

指数

23/9/30.

26,962

31,857

33,507

3,110

2,465

23/12/31.

42,278

33,464

37,689

2,974

2,655

1/10.

46,649

34,441

37,695

2,877

2,541

1/20.

41,696

35,963

37,863

2,832

2,472

1/31.

42,581

36,286

38,150

2,788

2,497

2/5.

42,708

36,354

38,380

2,702

2,591

2/10.

47,751

36,897

38,671

2,865

2,620

2/15.

51,880

38,157

38,773

2,865

2,613

2/20.

52,258

38,363

38,563

2,922

2,657

2/21.

51,761

38,262

 

2,950

2,653

年末比

22.4%

14.3%

2.3%

-0.8%

-0.1%

1月末比

21.6%

5.4%

1.1%

5.8%

6.2%

 NYダウは4万ドルの壁突破の勢いだったが、景気好調で3月の金利下げは遠退いた観測から、株価は下落する要素は少ないものの、上昇するにはインパクトある材料に乏しく、中折れ状態。

米国は賃金上昇が続いており、物価高を吸収(12月の年率換算6.769%上昇)してしまい、過去最高水準の就業者数とともに物価上昇の原動力となっている。

日本は賃金が上がらず、物価上昇率を勘案した実質賃金はマイナスが続き、岸田政権は庶民を泣かせる生活必需品の食品等の物価高の元凶となっている超円安政策を取り続けている。

投機資金は、こうした相場を嫌がり、一方通行の仮想通過に大量に資金が流れ込み、棒上げ状態となっている。
ただ、仮想通貨の値動きは下げ足も速く、利益確定売りも念頭に入れることも必要がある。2万ドル台が形成され、今回4万ドル台へ急上昇、5万ドルも突破してしまった。4万ドルで踊り場形成は、再上昇のエネルギー蓄積期間であり、飛び過ぎればお後がないかもしれない。

4万ドル台で2ヶ月前後調整期間があれば、証券市場の次のイベントは米金利下げ予想の6月であり、それまでに3段上げを実演する可能性もある。
1、ボックス相場で妙味の少ない証券市場の資金が仮想通貨へ還流、
2、中国の証券市場から脱出した外資金の仮想通貨への還流
3、米金利の動きは変化に乏しく、関係するイベントも少ない。

↓BTC価格推移 昨年9月からの動き(月末価)
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