1月の訪⽇外客数は、2,688,100人だった。2024年能登半島地震発⽣後、東アジアを中心に訪⽇旅⾏への影響が⼀部⾒られたものの、前年の23年1月比では79.5%増となり、また 新コロナ前の2019年比ではほぼ同数となった。
中国が経済低迷などの影響から、まだ本格的な回復には至っていないなかで、1月としては過去最高に近い訪日客数が訪れており、その中国からの観光客数も徐々に増加し続けている。
中国からは回復途上にあるが、香港は今年1月は19年1月比20.7%増であり、すでに回復している。2023年は香港からは211万人が訪日、年を通して▲7.7%減まで増加し続けていた。香港の人口は752万人であり、人口の約3割の人たちが訪日している勘定になる。
多かったのは、
東アジアでは台湾、
東南アジアではフィリピン、
欧米豪・中東地域においては
米国などで訪⽇外客数が増加し、1月の押し上げ要因となった。
下記23市場のうち10市場(韓国、台湾、シンガポール、インドネシア、フィリピン、豪州、 米国、カナダ、メキシコ、中東地域)において、1月として過去最高を記録したほか、韓国、台湾、豪州では単月でも過去最高を更新した。