13日の米株式市場の時間外取引で、新興電気自動車(EV)メーカーのフィスカー(FSR)が急落。通常取引を前日比3.5%高の0.3223ドルで終えた後、時間外で0.15ドル台と半値になる場面もあった。米WSJ紙の電子版によると、フィスカーについて「破産申請の可能性に備えている」と報じ、先行きを懸念した売りが膨らんでいる。
報道によると、経営不振に陥ったフィスカーは年内にも資金が枯渇するおそれがあるとして破産法の申請を進めるためのアドバイザーを既に雇っているという。
米新興EVメーカーではRivianだけしか生き残れないようだ。
EVは富裕層の環境派や初物喰い層への販売は一巡しており、値下げしなければ売れなくなる悪循環に陥っている。EV中古車価格が1年で新車価格の半値ではいたたまれない。
2017年のトランプ政権はまずパリ協定離脱を即日実行、大型車に乗ろうと呼びかけ、大型のピックアップトラックがバカ売れした。2025年1月20日からの米政権は、バイデンかトランプか・・・。