ビットコインがエネルギーを蓄え再び急伸、7.1万ドルを付け過去最高値となった。今回はイーサリアムのETF入り期待から買われたものと指摘されているが、イーサリアム自体も年間2.5倍も跳ね上がっている。
世の中は、金余りが拡大し続け、使い道のない資金が投機=博打に向かっている。こうした博打資金が北米産木材を一時、新コロナ前(2019年12月409ドル)より4倍(1686ドル)も跳ね上げ、その後は熱冷ましが効き、現在では30%高の532ドル付近で推移している。今や商品先物、債権・証券は投資・投機を通り越し博打・賭博相場と化かしている。そうした博打相場により、世界市民はそれぞれの国でエネルギー危機、食糧危機に怯え、生活を翻弄され続けている。