アイコン 相場5種の動き 何が儲かったか ビットコイン今年2倍以上上昇


世界中の水脹れのドルは、社債国債などの債権・証券・商品相場・仮想通貨などで安定度の高い相場の順に動くが、常に上昇する債券市場に流れ、利食い売りに押し問答され、その後の上下が決定している。材料などきっかけに過ぎない。
投機資金はショートレンジで長期間動く債券市場を嫌い、短期間に上下する債権を好み、短期集中することから上昇しやすい。

今回のBTCの動きは、投機・投資市場が長期に小動きに推移し、妙味がなくなっていることから、資金が仮想通貨市場に集中し、暴騰しているもの。
先物商品市場が一段落、為替市場もドル金利の高止まりで一段落、証券市場も2020年12月3万ドルを突破、22年1月3.6万ドルまで上昇し、それからは行って来いの相場展開で妙味に乏しくなっている。ましてや金利高で経済指標も悪化してきており、上昇する要素は少ない。

 

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仮想通貨は、マスクがおもちゃにしていたが、興味がツイッター=Xに移行し、その後は長期に下値で揉まれ、上昇エネルギーを溜め込んでおり、ほかの債券市場が糞詰まり状態で行き所がなくなった資金が大量に流れ込み、今年は博打相場を演じている。

原油はサウジが相場を高値に据え置くためおもちゃにしているが、地政学的な問題はあろうが、中国はじめ世界経済が停滞すれば需要も限られ、上昇する要素は少ない。
米国の原油生産水準も今年やっと新コロナ前水準まで戻っており、サウジが投機筋を主導しても限界がある。

対ドル円は岸田政権と日銀・財界が超円安を主導しており、150円の天井も神田大明神の頭を滑り落ち円安に歯止めがかからなくなっている。ただ、米金利が高値で頭の打ちになっていることで救われている。
気になるのは経済低迷の欧州、ユーロに対しても暴落させていることにあろうか。先代がFTAを締結しても万年貿易赤字状態が続いている。


スクロール→

相場5種の推移

 

対ドル円

日経平均

NYダウ

BTC

WTI

末日 

22/12.

134.883

27,214

33,482

16,941

76.57

23/1.

130.366

26,606

33,656

20,240

78.35

23/2.

133.109

27,509

33,648

23,293

76.74

23/3.

133.654

27,693

33,483

25,075

73.30

23/4.

133.472

28,275

33,731

28,839

79.41

23/5.

139.420

30,147

32,908

27,210

68.09

23/6.

144.320

33,189

34,407

30,474

70.64

23/7.

142.280

33,172

35,559

29,232

81.80

23/8.

145.530

32,619

34,721

25,940

83.63

23/9.

149.350

31,857

33,507

26,962

90.79

23/10.

151.670

30,858

33,052

34,642

81.02

11/10

151.261

32,450

33,891

36,888

75.97

/前年末

12.1%

19.2%

1.2%

117.7%

-0.8%

 

[ 2023年11月10日 ]

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