同社は当期の建設業界について、政府建設投資が前年度を上回り、民間建設投資も企業の設備投資意欲が引き続き堅調であったことから、建設投資は総じて増加した。
このような情勢下、当社グループは、「長期経営計画 “To zero, from zero.”」に基づき、国内土木・建築・建築リニューアル事業を「コア事業」、
国際・不動産・新規事業を「戦略事業」
と位置づけ、
人材とデジタル技術を競争優位の源泉として3つの提供価値(①「脱炭素」、②「廃棄物ゼロ」、③「防災・減災」)を軸とした5つの重点戦略(①「東急建設ブランドの訴求・確立」、②「コア事業の深化」、③「戦略事業の成長」、④「人材・組織戦略」、⑤「財務・資本戦略」)に取り組んでいるとしている。