令和6年7月29日分の破産・倒産情報、破産・小口倒産一覧を掲載します。
2024年上半期(1-6月)の歯科診療所の倒産件数は15件で、前年同期比150%増となり、前年の2.5倍に達しました。このペースが続けば、過去最多の25件(2018年)を上回る可能性があります。全国に6万8,500カ所の歯科診療所があり、コンビニよりも多く、患者の奪い合いが激化しています。リース導入の設備投資が多く、収入次第で資金負担が増加。コロナ禍で患者の通院控えが続き、医薬品や治療材料の高騰、人件費上昇で経営が厳しくなっています。人口減少による患者減少も影響し、技術向上や高付加価値分野への進出が求められています。