互洋商事(株)(岐阜)/自己破産へ カーテン・椅子張り用生地卸 倒産要約版
岐阜に拠点をおく、互洋商事(株)が自己破産の準備に入ったことが判明した。
負債総額は約3.5億円。
以下要約して表にしています。
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倒産要約版 JC-NET版 |
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1 |
破綻企業名 |
互洋商事(株) |
2 |
本社地 |
岐阜市城東通3-27 |
3 |
代表 |
服部裕行 |
4 |
設立 |
1962年12月.. |
5 |
資本金 |
4800万円 |
6 |
事業 |
カーテン生地卸、椅子張り用生地卸 |
7 |
売上高 |
以前のピーク期、約32億円 |
2023年12月期、約1.7億円 |
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8 |
破綻 |
2024年7月16日. |
事業停止/自己破産申請の準備中 |
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9 |
委託弁護士 |
かな口崇弁護士(かなくち経営法律事務所)ほか |
電話:058-215-6010 |
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10 |
裁判所 |
未定 |
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負債額 |
約3.5億円 |
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破綻事由 |
同社はカーテンや椅子張り用の生地卸会社。国内繊維産業の衰退からバブル後の不況から海外の安価なカーテン商品が大量流入し、同社は売上高の減少が続いていた。同社はその対策のため、企画デザインを自社で行い、中国や韓国の繊維会社に製造依頼して輸入、売上高の減少を食い止めたりもしていた。しかし、バブル後、国内産業に対する政治無策時代が長期に渡り続き、消費税増税のアベノミクス消費不況まで生じさせ、同社は売上不振が続いていた。そうしたなか、昨今の超円安により、海外への製造依頼生地の輸入仕入価格が高騰、同社は採算性も大幅に悪化させ、資金繰りにも窮するようになり、今回の事態に至った。
追、産業のグローバル化により繊維産業などは韓国・中国から衰退させられ、最先端産業は米国から出る釘を打ち込まれ、先が見えない日本。米服従政権が続き産業の長期戦略がない貧困政治が続いている。 |