半導体産業は生成AI向け半導体が新たに浮上し、一挙に全面開花、市況は急回復している。
サムスン電子の半導体(DS)部門の第2四半期の売上高は、前年同期比94%増の28兆5600億ウォン、営業利益も6兆4500億ウォンで、前年同期の赤字から10兆ウォン以上増加した。
台湾のファウンドリ(半導体受託生産)メーカーのTSMCの第2四半期の売上高は、6735億1000万台湾ドル(約28兆3000億ウォン)で、僅かだがサムスン電子が上回った。
SKハイニックスの第2四半期は、
サムスン電子は、NVIDIA-GPUと組み合わせ第5世代高帯域幅メモリ(HBM)「HBM3E」の8段と12段の製品が、まだ、サムスン製HBM3Eに発熱問題などから認証を得ていないとされ、認証が遅れている。
サムスン電子はNVIDIAやAMDなどの生成AI向け超高速演算用半導体のロードマップは、「(HBM3Eの)8段製品は第3四半期(7~9月)中に、12段は下半期(7~12月)に供給を本格化する予定」とし、下半期中にはNVIDIAへの供給も視野に入る」としている(7~9月にNVIDIAの認証を取得する予定)。また、「最近の基準で、今年の顧客会社(への供給)協議が完了した納品量は、前年比で4倍に近い水準」だとし、「来年は今年比2倍を越える供給量の拡大を計画している」という。
(付加価値の高い高性能製品の納品拡大、既存品も値戻し急であり、下半期から来期にかけ大幅な利益増となることが予想される。SKハイニックスよりサイムスン電子株に上昇余地代。)
電子製品メーカーも生成AIブームに乗り、AIを搭載した数多くの製品を市場投入する。
HBMのDRAM市場での割合は、2023年が8%、今年21%、2025年は30%以上に拡大すると見られている。
HBMは、複数のDRAMを垂直に積み上げ、データの処理速度を画期的に引き上げたメモリで広帯域メモリともいう。
米マイクロンは、HBMは後発だが、最新の「3E」の量産化に成功し、すでにNVIDIAに納品開始している。米生成AI半導体メーカーや超高速演算のファブレスメーカー+超高速メモリ処理のHBMが組み合わさって生成AIを動かさすことができる。
HBMシェアは、SKハイニックスが52.5%、サムスン電子が44.5%、米マイクロンが5.01%と見られている。
TSMC・サムスン電子・SKハイニックスは米国に工場を開発する。すでにTSMC(ファンドリー)の最初の工場は操業に入っている(サムスン電子米新工場はファンドリー工場計画)。サムスンもSKもHBMに注力しており、韓国に新工場を開発中であり、工場完成後の生産量は飛躍的に拡大する。
米マイクロンは米工場のほかマレーシア工場と広島工場をHBM生産に変更する予定。
余談:市場では1~6月の上半期の営業利益はSKハイニックスがサムスン電子のDS部門を上回るだろうと予想されていた。蓋を開ければ、僅かにサムスン電子DS部門が上回っている。製造業でここまで大きくなると在庫の評価などでいくらでも調整できる。プライドもあり、死守したのだろう。
スクロール→
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HBM世界市場 広帯域DRAMメモリ
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2023年
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2024年
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SKハイニックス
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47.5%
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52.5%
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サムスン電子
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47.5%
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42.4%
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米マイクロン
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5.0%
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5.1%
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売上高
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2024年
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第1四半期
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前年比
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第2四半期
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前年比
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サムスンDS
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2314百億W
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68.5%
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2856百億W
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93.8%
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SKハイニックス
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1242百億W
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144.2%
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1642百億W
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124.8%
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TSMC
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5926億台湾$
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16.5%
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6735億台湾$
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40.1%
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2024年の1ドルは・・3月末・・1361W、31.95台ドル/6月末・・1381W、32.50台ドル
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1円は、3月末0.1123W、4.74台ドル/6月末・・0.1170W、4.95台ドル
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営業利益
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2024年
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第1四半期
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前年比
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第2四半期
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前年比
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サムスンDS
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191百億W
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赤
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645百億W
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赤
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SKハイニックス
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288百億W
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▲340百億W
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546百億W
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▲288百億W
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TSMC(純利)
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2254億台湾$
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8.9%
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2478億台湾$
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36.3%
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