午前の東京株式市場で、日経平均株価が急反発し、一時3400円以上の値上がりを見せました。これにより、取引時間中としては過去最大の上げ幅を記録しました。
前日の取引で日経平均株価は、アメリカの急速な景気減速への懸念や円高の影響から4451円もの下落を記録し、先週からの3営業日で7600円余りの急落を経験しました。アメリカの経済指標が市場予想を上回ったことや、アメリカの景気不安が和らいだことが背景にあり、この指標を受けて円が一時1ドル=146円台まで値下がりしたため、円を売ってドルを買い戻す動きが強まりました。
きょうの取引開始とともに日経平均は大幅に上昇し、一時3000円以上の値上がりを記録。終値ベースでも、1990年10月の2676円を超える過去最大の上昇幅を達成しました。市場関係者によると、アメリカの経済指標の好調さや投機的な買い戻しが影響しているとの見方が出ていますが、一方で不安定な動きが続く可能性についても警戒する声があります。
また、NISA(少額投資非課税制度)などで投資を始めた初心者にとっては、今回の急騰と急落が投機のリスクを痛感する機会となったことでしょう。投資における予測困難性や市場の不安定さを理解し、より慎重な投資判断が求められる局面となっています。