アイコン エイベックス サイバーエージェントが12%の筆頭株主へ 自己株式割当処分


エイベックスは27日、取締役会において、保有する自己株式をサイバーエージェントとした第三者割当により、売却処分することを決議したと発表した。
また、今回の自己株式処分に伴い筆頭株主の異動が見込まれる。

<自己保有株式の処分概要>
1、自己株式の売却処分期日:6月14日
2、処分株式数:普通株式350万株
   発行済み株式総数:45,343,500株
   処分株数の比率:7.71%
   サイバーエージェントはこれまでに200万株、4.58%で第4位の大株主、今回の引き受けで合計して550万株を所有することになり12.12%の筆頭株主となる。
   :現在の筆頭株主は日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口)で2,452,000株、5.62%。

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3、処分価額:1株につき1488円
4、調達金額:52億8百万円
5、処分方法:第三者割当の方法により、全株式をサイバーエージェントに割り当て
6、処分目的:テクノロジーの進化によりエンタテインメントの楽しみ方が大きく変化し、このような流れに対応するためにも、スピード感を持って事業に取り組んでいく必要があると感じており、コロナ禍でライヴ事業等の遂行が厳しくなっている同社の直近の状況やこの後の見込み等を踏まえると、強固な事業基盤と財務基盤を有する外部パートナーとともに共同で事業を展開していくことが重要であると認識したためだとしている。

7、処分予定先としてサイバーエージェントを選定した理由:音楽配信サービス「AWA」を共同で展開するほか、サイバーエージェントが運営するサービス「ABEMA」における同社タレントの番組出演やアーティストのオンラインライヴの配信や、共同でのゲームイベント「RAGE」の開催等、既に幅広い協業や取引 関係があるためとしている。

従来の幅広い取引関係や資本関係のみならず、今後の様々な協業可能性を踏まえ、今回、サイバーエージェントを株式の割当先とした自己株式処分を行うに至ったとしている。
同社は今回の自己株式処分が中長期的な株主価値の向上につながると判断しているが、同社の2022年3月期連結業績に与える影響は軽微である考えを示している。
以上、報道・リリース・EDINET参照

[ 2021年5月28日 ]

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