公正取引委員会は25日までに、サーバーの「仮想化」の技術で、世界有数のシェアを持つアメリカの大手半導体メーカーの日本法人「VMware」(港区芝浦3-1-1田町ステーションタワーN18階)が、日本の企業に対し、本来必要のないソフトウエアのライセンスを不当に抱き合わせて販売する契約に一方的に変更したなどとして、独占禁止法違反の疑いで立入検査に入った。
「VMware」などは、1台のサーバーを「仮想化」の技術によって複数のサーバーのように使うことができるソフトウエアを提供していて、関係者によると、今年1月~3月にかけて、クラウド事業を手がける日本の主要企業に対し、本来必要のないソフトウエアのライセンスも不当に抱き合わせして販売するなど一方的に取り引きを変更するなどしたという。こうした抱き合わせ販売取り引きは、世界共通の独占禁止法が禁じる事案、拘束条件付きの取り引き、それに、優越的な地位の乱用にあたる疑いがあり、公取委が25日、港区の拠点に立入検査した。
米ブロードコムの日本法人 抱き合わせ販売で公取委立入検査 独禁法・悪質