日銀が発表した企業間で取り引きされるモノの価格を示す9月の企業物価指数は、コメや卵の価格が上昇したことなどから前年同月比デ2.8%上昇した。2020年の平均を100とした水準で123.1となった。・・・2000年から2024年9月までに23.1%上昇したことを意味する。8月の2.6%からも拡大した。
要因は、農水省がコメの作付けを減少させ続けており、一方で日本食ブームによりコメの輸出量が増加、国内市場でコメ不足が生じてコメ価格が暴騰、9月の東京都のコメ価格は前年同月比で42%(さらに高騰しているコシヒカリ除くうるち米の相場)も上昇しており、猛暑の影響で卵の価格も上昇したことなどが影響している。
2024年8月から大阪取引所が開場したコメの先物市場で、投機筋が暴騰させた可能性も高い。
内閣府は備蓄米を放出せず、コメ高騰政策を維持、そのまま選挙戦に打って出ており、当然、現政権が勝利することから、結果、備蓄米を放出せず、内閣がコメ価格を暴騰させたことを国民が承認したことになる。
コメの収穫時期に入ってもコメ価格は下がらない。1年経てば上昇率は低下し、2022年以降続く物価高騰同様、政府は上昇率低下でコメ価格の高止まりについては知らん顔する。
一方、円ベースでみた輸入物価指数は、円高シフトにより、商品の輸入価格が下落し、前年同月比で▲2.6%となっている。
伸び率がマイナスになったのは今年1月以来8ヶ月ぶりとなった。
10月は多くの商品で価格が上値改定され、企業間で人件費の上昇などを価格に転嫁する動きもあり、さらに企業物価指数は上昇するものと見られている。
スクロール→
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企業・生産者物価指数
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物価指数
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前回前月
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対ドル円
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指数
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比
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月末化価
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2020
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100.0
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103.9
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21/12.
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108.4
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8.4%
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115.0
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22/6.
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114.5
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5.6%
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135.7
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22/12.
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119.9
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4.7%
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131.1
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23/6.
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119.2
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-0.6%
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144.3
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23/10.
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119.5
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0.3%
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151.6
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23/12.
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120.2
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0.8%
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141.0
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24/1.
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120.2
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0.0%
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146.8
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24/2.
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120.4
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0.2%
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149.9
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24/3.
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120.8
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0.3%
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151.3
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24/4.
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121.2
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0.3%
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157.7
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24/5.
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122.4
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1.0%
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157.2
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24/6.
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122.7
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0.2%
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160.8
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24/7.
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123.3
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0.5%
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149.7
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24/8.
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123.1
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-0.2%
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146.1
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24/9.
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123.1
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0.0%
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143.7
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24/10/10.
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148.5
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・米インフレ2021年10月~、資源高
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・露制裁は2022年3月~ 超円安シフト
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