東京株式市場で日経平均株価が急騰し、取引時間中に一時2000円超の上昇を記録した。節目の4万6000円を突破し、史上初めて4万7000円台に乗せた。市場では「歴史的な水準に到達した」との声も聞かれる。
高市新総裁の積極財政に期待集まる
今回の上昇は、先日行われた自民党総裁選で高市氏が当選したことが背景にある。高市氏は選挙戦で積極的な財政政策を打ち出しており、景気の下支えにつながるとの期待が広がった。これを受けて、幅広い銘柄に買い注文が入り、相場全体を押し上げた。
「財政出動によって企業業績が改善するとの見方が強まっている。特に建設や消費関連銘柄に資金が流入している」と市場関係者は話す。
日経平均が史上初の4万7000円台に突入 高市新総裁の政策期待で買い広がる