アイコン クラフティア 旧九電工 3月決算 利益絶好調 営利率11.5%達成

Posted:[ 2026年5月19日 ]

同社は当期について、首都圏や福岡の再開発案件、関西圏の統合型リゾート案件およびデータセンター関連工事を中心に、電線をはじめ諸物価の上昇を適切に価格転嫁し、営業利益を8.7%から2.8ポイントも上昇させ、4月の社名変更の告知広告も5月になってもフル回転させている。
 ただ、政府お墨付きの価格転嫁をしすぎれば、今後、その反動も心配される。
電線=銅線は、EV需要の急増と低迷に代わって、データセンター向けの超高圧電力配線に膨大な量が投下されており、AI半導体、データセンターブームの投資と株価の上昇は続いており、今後とも値上がりし続けるものとみられる。
すでにトランプが仕掛けたイラン戦争における原油高、トランプが大嫌いなEVが再度見直されてきている。
トランプ×イラン戦争で中東産原油の流通が大幅減少、硫黄成分から採れる硫酸が肥料などの製造にも使用されており、硫酸は中国の原油精製施設で製造されているものの、原油不足で国内作物の肥料製造用に硫酸を振り向けるとして輸出禁止に動いている。
銅生産の必須アイテムの硫酸の入手が難しくなり、チリやペルーなどは銅産地では、生産縮小を余儀なくされることから、最近もまた銅価格が急上昇している。



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データセンターの電力使用量は20~30万KW/3ヶ所分で原発1基の発電量が必要となり、さらに冷却のために膨大な水が必要、地域への雇用創出はほとんどなく、安易な誘致は問題を引き起こす可能性がある。

九州は福岡が空前の再開発ブーム、熊本県などでは半導体工場関連もクラフティアは地の利で受注している。同社は首都圏進出も早く、空調管工事にも強く、継続した東京の大再開発の工事受注により同社は好調に推移させている。


スクロール→

ゼネコン決算 連結 百万円

クラフティア 旧九電工

1959

売上高

営業利益

営利率

当期利益

20/3

428,939

36,022

8.4%

26,245

21/3

391,901

32,998

8.4%

25,042

22/3

376,563

33,137

8.8%

26,216

23/3

395,783

32,083

8.1%

26,349

24/3

469,057

38,016

8.1%

28,017

25/3

473,954

41,388

8.7%

28,883

26/3

476,123

54,600

11.5%

40,053

前期比

0.5%

31.9%

 

38.7%

27/3

500,000

55,500

11.1%

40,500

当期比

5.0%

1.6%

 

1.1%

 


スクロール→

セグメント業績 連結/百万円

 

売上高

26/3.

 

26/3.

25/3.

前期比

構成

配電線

56,595

51,380

10.1%

11.9%

屋内線

238,543

238,022

0.2%

50.1%

空調管

162,385

164,970

-1.6%

34.1%

その他

18,598

19,580

-5.0%

3.9%

調整

2

2

 

 

合計

476,123

473,954

0.5%

100.0%

対九電売上

53,691

50,938

5.4%

11.3%

 銅価格は2020年以降、3段上げ、EVで上げ、データセンターで上げ、銅生産に必要な硫酸を中国が輸出停止してさらに上げている。

産地はチリ・ペルー・中国・コンゴ民主の4ヶ国で64.5%(2020年)、4ヶ国シェアは23年では54.0%まで減少している。ただ銅価格高騰により世界各地で生産拡大、相対的に低くなったもの。

日本の場合、国際相場に海運・物流経費増が乗り、超円安が2020年比で4割以上乗り、日本の銅価格は、原油やトランプの狂人指数同様狂乱価格となっている。


スクロール→

銅の先物価格

月末

$/LBs

備考

2019/12.

2.779

 

2020/12.

3.519

 

2021/12.

4.463

EV需要/既存車の3倍

2022/6.

3.609

 

2022/12.

3.810

 

2023/12.

3.880

 

2024/12.

4.036

 

2025/12.

5.682

データーセンター向け、

電線需要拡大

2026/1.

5.924

2026/2.

6.004

2026/3.

5.587

 

2026/4.

5.926

中国硫酸輸出停止

26/5/15.

6.190

 


スクロール→

銅の生産ランキング2020年

千トン/年産(2020)

シェア

23年

チリ

5,700

33.7%

23.0%

ペルー

2,200

13.0%

12.0%

中国

1,700

10.1%

11.0%

コンゴ民主

1,300

7.7%

8.0%

米国

1,200

7.1%

5.0%

ロシア

850

5.0%

4.0%

インドネシア

860

5.1%

4.0%

豪州

870

5.2%

4.0%

ザンビア

830

4.9%

 

その他

1,380

8.2%

 

総生産量

16,890

100.0%

 

statista

 

 

 

 

 


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