アイコン ワークマン、純利益22%増 2期連続で過去最高更新


リカバリーウェアが爆発的ヒット、既存店も9%増

ワークマンが発表した2026年3月期連結決算は、小売業の売上高に相当するチェーン全店売上高が前期比14.3%増の2,092億円となった。純利益は同22.1%増の206億円と、売上高、各利益ともに2期連続で過去最高を更新した。機能性を武器にした商品戦略が奏功し、一般消費者の需要を強力に引き込んだ。

特筆すべきは、25年9月に投入したリカバリーウェア「メディヒール」の躍進だ。約半年間で683万着、金額にして115億円を売り上げ、下期の収益を大きく押し上げた。専門メーカーが先行していた高機能ウェアを、自社のサプライチェーンを駆使して低価格で提供。健康志向の高まりを捉えた「機能の民主化」戦略が的中した格好だ。

 

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上期についても、熱中症対策の法的義務化に伴い、ファン付き作業着などの酷暑対策商品が堅調に推移した。店舗数は純増43の1,094店舗まで拡大。既存店売上高は同9.0%増と高い伸びを記録し、1店舗あたりの平均年商は1億9,166万円と、目標とする2億円の大台が射程に入った。

大内康二社長は「かつて1.1億円台だった平均年商がここまで引き上がった。稼ぐ力は着実に向上している」と手応えを語る。

27年3月期の業績予想は、チェーン全店売上高が前期比13.7%増の2,379億円、純利益は同8.3%増の223億円を見込む。引き続き増収増益を維持する構えだが、不安定な中東情勢に伴う物流コストや原材料費の高騰を注視し、利益成長のペースはやや慎重に見積もった。ブランド力の浸透が進むなか、インフレ下での価格維持と収益性の両立が次期の焦点となる。

 

[ 2026年5月12日 ]
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