宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2日、IHI傘下のIHIエアロスペース(群馬県富岡市)の競争入札参加資格を5ヶ月間停止すると発表した。
発注したH3ロケットの部品製造に使う専用装置の保全契約を巡り、作業未了なのに完了したとする虚偽報告が繰り返されていた。
契約上の納期を過ぎた後、部品を使うまでには作業を終えており、部品の品質に影響はなかったと判断した。
JAXAによると、この装置はロケットに搭載した衛星を軌道に乗せるための機材などの製造で必要になる。昨年12月、IHIエアロスペース側から虚偽報告に関して説明を受けたという。
IHIによると、これまで調査した2016年以降の契約438件のうち、14件で同様の契約不履行が確認されたという。
JAXAが示した処分概要
(株)IHIエアロスペースが機構とのロケット専用治工具の維持に関する契約等について2016年から2025年までの間、実施すべき作業を実施せず、あるいはしかるべき時に実施せず、未完了の作業を完了したとの虚偽の報告をし、不適正な代金請求を行っていたことが多数確認された。
このことが、当機構における契約事務実施要領別表1第3号(契約に違反し、契約の相手方として不適当であると認められるとき。)及び別表第2第7号(業務に関し不正又は不誠実な行為をし、契約の相手方として不適当であると認められるとき)に該当するため。
参加資格停止期間=指名停止期間:2026年6月2日~11月1日までの5ヶ月間。
スクロール→
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社名
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株式会社IHIエアロスペース
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IHI AEROSPACE Co.,Ltd.
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本社地
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群馬県富岡市藤木900番地
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代表
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代表取締役社長:矢木一博
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資本金
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50億円((株)IHI100%出資)
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事業内容
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宇宙機器、防衛機器等の設計、製造、販売及び航空部品の製造、販売など
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売上高
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666億円(2025年3月期)
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従業員数
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約1300名
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主要工場
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本社(群馬県富岡市藤木900番地、敷地面積約49万 m2)
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沿革
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1924年(大正13)
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中島飛行機(株)の発動機工場(東京・荻窪)
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1945年(昭和20)
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富士産業(株)(社名変更)
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1950年(昭和25)
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富士精密工業(株)発足(当時のブリヂストンが筆頭株主)
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1954年(昭和29)
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プリンス自動車工業(株)を吸収合併
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1961年(昭和36)
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プリンス自動車工業(株)(社名変更)
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1966年(昭和41)
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日産自動車(株)と合併、同社宇宙航空部(のち宇宙航空事業部)開設
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1998年(平成10)
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富岡事業所竣工
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2000年(平成12)
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石川島播磨重工業(株)に事業譲渡、
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(株)アイ・エイチ・アイ・エアロスペース発足
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2003年(平成15)
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石川島播磨重工業(株)宇宙開発事業部の一部を統合
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2007年(平成19)
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川越事業所富岡移転完了
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2008年(平成20)
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(株)IHIエアロスペース(社名変更)
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2012年(平成24)
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IHIロケット試験センターを統合、相生試験場発足
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2014年(平成26)
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富岡事業所第3工場竣工
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2024年(令和06)
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本社所在地変更
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2025年(令和07)
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横浜事業所発足
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子会社
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株式会社IHIエアロスペース・エンジニアリング
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参考:
富士重工(現スバル)の前身は中島飛行機(戦闘機:隼)、その派生企業の富士精密工業は、戦後航空機製造が禁止された立川飛行機の技術者たちが設立した東京電気自動車(プリンス自動車)を1954年に買収、プリンスは名車グロリア(1952年)やスカイライン(1957年)を誕生させた。冨士精密とプリンスは合体しプリンス自動車に、その後、経営不振から1966年に日産に買収された。日産はそれを磨きスカイラインGTを、そしてGT-Rへ昇華させた。
東京電気自動車は1948年に最高速度55km/h、航続距離200kmという電気自動車を開発、しかし、朝鮮戦争によりバッテリー価格が高騰し、ガソリン自動車の開発に転じた経緯がある日本の先進EVメーカーであった。
プリンススカイラインスポーツは名車として今でも語り継がれている。。
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