
さらに、大林組については、2023年9月19日、東京・八重洲のビル建設現場で発生した鉄骨落下事故も記憶に新しい。
大型クレーンで吊り上げた鉄骨が落下し、作業員5人が死傷した。
2人が死亡し、3人が重傷を負うという重大事故である。
報道によれば、大林組は警視庁に対し、鉄骨を支える支保工と呼ばれる仮設の土台について、強度計算を誤ったとの説明をしているという。
捜査中の事案であり、最終的な責任判断は慎重でなければならない。
しかし、大林組自身も工事再開にあたり、支保工等の強度計算、落下対策、施工計画、社内チェック体制を見直すとしている。
つまり、ここでも問われているのは、現場の安全管理である。
大村市新庁舎は、市民のための庁舎である。
災害時には防災拠点にもなる。
職員が働き、市民が訪れ、将来にわたり使われる公共施設である。
その工事を任せる企業に求められるのは、単なる施工実績だけでよいのか。
「大林組だから大丈夫」
「スーパーゼネコンだから安心」
「大手が代表なら問題ない」
≪第17回≫大村市新庁舎、大林組・西海建設・高瀬建設JVの行方!