ホーム > 倒産情報 > 【熊本】追報:(株)平安社寺建築、(株)HASUNO音/破産手続開始決定 神社・仏閣など建築 負債2億7000万
熊本に拠点をおく、「(株)平安社寺建築」、「(株)HASUNO音」の破産手続開始決定の続報です。
負債総額は約2.6億円。
以下、企業概要と破綻に至った経緯を表にまとめた。
神社・仏閣などの建築を手がけた平安社寺建築と関連会社HASUNO音が破産、2社の負債総額は約2億6,700万円。
熊本県菊池市の「(株)平安社寺建築」と「(株)HASUNO音」は、令和8年(2026年)8月14日、熊本地裁山鹿支部から破産手続開始決定を受けた。負債は平安社寺建築が債権者61名に対して約2億円、HASUNO音が債権者9名に対して約6,700万円で、2社合計約2億6,700万円。
平安社寺建築は、宮大工の技術を生かし、神社・仏閣などの設計・施工をはじめ、既存建築物の修理・改修、古民家や蔵の修復・復元工事などを手がけてきた。熊本県内外の寺院や宗教施設で施工実績を重ね、大手寺院建築業者の協力会社としても受注していたとみられる。 しかし、工事採算が安定せず赤字となる年度もみられるなど厳しい収益環境が続き、財務面では債務超過に陥っていた。こうしたなか、本業以外の収益源確保を目的に事業の多角化を進め、2022年2月には杉や桧をふんだんに使用したプライベートサウナ施設「トトノウバイ」を開業。その後はクラウドファンディングによる資金調達も行い、サウナ事業の拡大を図った。 ただ、本業を含めた収益改善にはつながらず、厳しい財務状況を立て直すまでには至らなかった。最終的に事業継続を断念し、今回の破産手続開始決定となった。 関連会社のHASUNO音は、「木のぬくもりと暮らす住まいづくり」「宮大工がつくる和モダンの家」をコンセプトに住宅関連事業を展開する一方、宗教用品やパワーストーンの販売なども手がけていたが、平安社寺建築の経営破綻に連鎖する形で破産に至った。
※負債額は判明している債権者ベースの概算。 ※プライベートサウナ施設は第三者へ譲渡され、別法人による運営が継続されているとされる。 ※記事は2026年現在の情報をもとに整理しています。
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