山形に拠点をおく、「MK(株)」が特別清算申請したことが判明した。
負債総額は約20億円。
以下、企業概要と破綻に至った経緯を表にまとめた。
山形倒産情報を見る >
特別清算申請
【山形】MK(株)/特別清算申請の概要
自動車部品や搬送装置などを製造していたMK(株)が仙台地裁へ特別清算を申請した。負債総額は約20億円。
山形県天童市のMK(株)は、2026年7月30日に仙台地方裁判所へ特別清算を申請した。旧事業は2025年7月に会社分割で三芝工業(株)へ承継されており、同社は現在も事業を継続している。
概要
|
項目 |
内容 |
|
企業名 |
MK株式会社 |
|
所在地 |
山形県天童市蔵増 |
|
手続き |
特別清算申請 |
|
申立日 |
2026年7月30日 |
|
申立先 |
仙台地方裁判所 |
|
負債総額 |
約20億円 |
|
事業内容 |
自動車部品、照明器具部品、搬送装置などの製造 |
|
沿革 |
1956年6月創業、1965年4月法人化。ベルトコンベヤーシステムを主力に事業を拡大し、その後は自動車部品や搬送装置などへ事業の軸足を移していた。 |
|
最盛期売上 |
1989年3月期 約39億2800万円 |
|
直近判明売上 |
2024年3月期 約7億100万円 |
|
事業承継 |
2025年7月1日付で会社分割により事業を三芝工業承継準備(株)へ譲渡。同社は同日、三芝工業(株)へ商号変更し、事業を継続している。 |
|
解散 |
2026年3月31日の株主総会決議により解散 |
経緯・背景
同社はベルトコンベヤーシステムの製造を主力に成長し、1989年3月期には約39億2800万円を売り上げていた。しかし、国内でベルトコンベヤーを使用する生産方式が縮小したことから、自動車部品や搬送装置などへ事業転換を進めたものの、売上高は長期的に減少した。設備投資負担も重く、2013年3月期には約1億1000万円、2014年3月期には約4億3700万円の当期純損失を計上し、債務超過に陥った。2024年3月期には売上高約7億100万円まで回復し営業黒字となったものの、多額の金融債務や金利負担、デッドストックの処理損などが重荷となり、最終赤字から脱却できなかった。自力再建を断念し、2025年7月に事業を別会社へ承継したうえで解散し、今回の特別清算申請に至った。
※承継先の三芝工業(株)は現在も事業を継続しています。
※本文に記載のない数値・事項は補わず、確認できる範囲で整理しています。
※記事は2026年現在のものです。