続報。和歌山県御坊市に登記上の本店を置く食料品卸の(株)共栄が、8月25日付で和歌山地裁から破産手続き開始決定を受けた。
同社は1963年6月設立。御坊市周辺の同業5商店が合併して発足した食料品卸売業者で、地元のスーパーマーケットや小売店などを主な販売先として事業を展開してきた。和歌山市にも事業拠点を置き、地域の食品流通を支えていた。資本金は2000万円。公開されている職場情報では従業員17人とされている。
業容拡大に伴い、2000年5月期には売上高約46億5284万円を計上した。しかし、その後は市場環境の変化などから売上が減少し、2012年5月期には約28億4710万円まで低下。同年には御坊市の本社事務所兼小売店舗を閉鎖し、本社機能を和歌山市へ移していた。
続報。和歌山県御坊市に登記上の本店を置く食料品卸の(株)共栄が、8月25日付で和歌山地裁から破産手続き開始決定を受けた。
同社は1963年6月設立。御坊市周辺の同業5商店が合併して発足した食料品卸売業者で、地元のスーパーマーケットや小売店などを主な販売先として事業を展開してきた。和歌山市にも事業拠点を置き、地域の食品流通を支えていた。資本金は2000万円。公開されている職場情報では従業員17人とされている。
業容拡大に伴い、2000年5月期には売上高約46億5284万円を計上した。しかし、その後は市場環境の変化などから売上が減少し、2012年5月期には約28億4710万円まで低下。同年には御坊市の本社事務所兼小売店舗を閉鎖し、本社機能を和歌山市へ移していた。
収益面でも厳しい状況が続き、2016年5月期には約1億2022万円の最終赤字を計上して債務超過に転落した。その後は不動産や遊休地を売却して借入金を圧縮し、2023年5月期には債務超過を解消したものの、経営の抜本的な改善には至らなかった。
2025年5月期には、主力取引先への納入方法の変更や賃貸料負担などから約1903万円の赤字を計上。さらにコスト上昇が重なり資金繰りが悪化し、2026年5月25日までに事業を停止して破産手続きを弁護士に一任していた。負債総額は約13億1740万円とされる。
今回、破産申請準備入りから約3カ月を経て正式な破産手続き開始決定となった。ピーク時には40億円を超える売上高を計上した地域有力の食品卸だったが、長期的な売上減少と採算悪化、コスト負担の増加などが重なり事業継続を断念した。
既報記事
【和歌山】(株)共栄/自己破産申請準備 食料品卸 倒産要約