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アイコン 【倒産企業続報・北海道】苫小牧のスタークリーニング2社が破産開始 病院・ホテル向けリネン、負債計1.15億円

Posted:[ 2026年9月25日 ]

北海道苫小牧市の業務用クリーニング業「(有)スタークリーニング」と、関連会社で障害福祉事業を手がけていた「(株)スタークリーニングウェルフェア」が、2026年9月14日、札幌地裁苫小牧支部から破産手続き開始決定を受けた。

2社は8月24日付で事業を停止しており、JC-NETでは8月27日付で自己破産申請準備入りを報じていた。

2026年3月期末時点の負債はスタークリーニングが約7,000万円、スタークリーニングウェルフェアが約4,500万円で、2社合計約1億1,500万円。

病院・ホテル向けの業務用クリーニングを展開

スタークリーニングは1967年に個人創業し、1984年に法人化。苫小牧市に工場を構え、病院や福祉施設、ホテルなどを取引先として、寝具類やタオルなどの業務用クリーニング、リネンサプライを手がけてきた。

苫小牧地区のクリーニング業界による企業紹介でも、医療機関やホテルなどのリネン類を取り扱い、一般消費者向けのクリーニングは取り扱っていないことが明記されていた。

ピークとなった2002年3月期には売上高約2億5,000万円を計上。その後は個人向け事業からの撤退や店舗閉鎖などで事業規模が縮小し、近年の売上高は約1億3,000万円台で推移していた。

 



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燃料・資材高を価格転嫁できず赤字が継続

近年は燃料価格やクリーニング資材の価格上昇によってコスト負担が増加する一方、取引価格への転嫁が十分に進まず採算が悪化した。

赤字経営が続くなかで資金繰りも厳しさを増し、2026年8月24日付で事業を停止。その後、破産手続きへ移行した。

ピーク時約2億5,000万円だった売上高に対し、近年は約1億3,000万円台となっており、事業規模はピーク時のほぼ半分まで縮小していたことになる。

関連会社は障害者の就労継続支援事業を運営

関連会社のスタークリーニングウェルフェアは2016年設立。「多機能型事業所 スタークリーニング新開事業所」を運営し、就労継続支援A型・B型の障害福祉サービスを提供していた。

北海道の障害福祉サービス事業所資料でも、同事業所の設置法人は「株式会社スタークリーニングウェルフェア」と確認でき、A型・B型双方について同法人が運営主体として登録されていた。

利用者の就労機会としてスタークリーニングの工場内作業などを受託。2026年3月期には売上高約6,500万円を計上し、単年度では黒字を確保していたものの、過年度の赤字による債務超過が続いていた。

スタークリーニングの事業停止によって主要な受託業務の継続が困難となり、スタークリーニングウェルフェアも同じ8月24日に事業を停止した。

新開事業所も8月24日に事業停止

インターネット上には現在も「スタークリーニング新開事業所」の施設情報や営業時間などを掲載する福祉事業所検索サイトが残っている。

ただし、現地では2026年8月24日をもって営業を終了した旨の掲示がスタークリーニングの工場と新開事業所の双方で確認されている。

9月25日時点で、別法人や個人事業者などが「スタークリーニング」または「スタークリーニング新開事業所」の事業を承継し、営業を再開したことを示す情報は確認できない。

スタークリーニング2社の概要

法人名 有限会社スタークリーニング
所在地 北海道苫小牧市
法人番号 1430002058975
事業内容 病院・ホテル等向け業務用クリーニング、リネンサプライ
創業 1967年
ピーク時売上高 約2億5,000万円(2002年3月期)
負債 約7,000万円
法人名 株式会社スタークリーニングウェルフェア
所在地 北海道苫小牧市
法人番号 2430001072530
事業内容 就労継続支援A型・B型事業所の運営、クリーニング工場内作業の受託
設立 2016年
2026年3月期売上高 約6,500万円
負債 約4,500万円

2社は2026年8月24日に事業を停止し、9月14日に札幌地裁苫小牧支部から破産手続き開始決定を受けた。負債総額は約1億1,500万円。

 

 

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