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アイコン 【倒産企業続報】KGが破産 旧「北国からの贈り物」、川湯温泉で民宿・旅行事業 負債約6300万円


北海道弟子屈町のKG(株)(旧商号・北国からの贈り物(株))が、さいたま地裁から破産手続き開始決定を受けていたことが分かった。決定は8月31日付。負債は約6300万円

同社は川湯温泉を拠点に民宿などの宿泊施設運営を主体とし、旅行事業やシステム開発なども手掛けていた。2025年12月期には年間収入高約1億5000万円を計上していた。

JC-NETでは9月9日に同社の破産開始決定を報じているが、その後、事業内容や負債額、破産に至った経緯などが明らかになった。

 

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川湯温泉で宿泊・旅行事業を展開

KGは2003年2月創業、同年3月に法人化された。北海道川上郡弟子屈町川湯温泉に本店を置き、法人番号は3460001003779

弟子屈町を拠点として民宿などの宿泊施設運営を主体に、旅行関連やシステム開発など複数の事業を展開していた。

過去には弟子屈町の宿泊施設「TESHIKAGA HOSTEL MISATO」の運営にも携わっていた。同施設は摩周湖や屈斜路湖など道東観光の拠点となる弟子屈町にあり、長期滞在などにも対応するホステルとして展開されていた。

また、弟子屈町の資料では、通販事業のほか、地域の観光資源を組み込んだ旅行プランの企画などにも取り組んでいたことが確認できる。観光庁の事業でも、北国からの贈り物(当時)が弟子屈町や摩周湖観光協会などとともに地域体験プログラムの実施体制に参加していた。

2025年12月期は売上約1億5000万円

こうした事業展開により、KGは2025年12月期に年間収入高約1億5000万円を計上していた。

しかし、関係会社の経営悪化がKGにも波及した。

関係会社である埼玉県越谷市の(株)北国からの贈り物は、水産物や農産物などの卸売・EC事業を展開していたが、事業拡大に伴って資金需要が膨らみ、資金繰りが悪化。金融機関などに債務免除を求めるなど再建策を模索したものの、自主再建が困難となり、2026年4月1日にさいたま地裁へ民事再生法の適用を申請していた。同社の負債は約17億円とされる。

この影響を受けたKGも4月ごろに事業を停止。その後、8月31日にさいたま地裁から破産手続き開始決定を受けた。

「北国からの贈り物」は2法人、KGは2026年5月に商号変更

今回の破産では、同じ「北国からの贈り物」の名称が登場するため注意が必要だ。

破産したKG(株)は、北海道弟子屈町に本店を置く法人番号3460001003779の法人で、2026年5月1日に「北国からの贈り物(株)」から現在のKG(株)へ商号を変更している。

一方、4月に民事再生法を申請した(株)北国からの贈り物は、埼玉県越谷市に本店を置く法人番号8460001003675の別法人。水産物や農産物などの卸売、EC事業などを手掛けていた。

両社は関係会社だが、法人番号の異なる別法人となる。

関係会社フロンティアライフも破産

KGと同じ8月31日には、関係会社のフロンティアライフ(株)もさいたま地裁から破産手続き開始決定を受けた。

同社は北海道川上郡弟子屈町川湯温泉に本店を置き、法人番号は5460001005617。2021年11月に設立された法人で、不動産の売買・賃貸、管理・運営などを手掛けていた。

負債は約3500万円とされ、KGの約6300万円と合わせた2社の負債総額は約9800万円となる。

KG(株)の概要

法人名 KG株式会社
旧商号 北国からの贈り物株式会社
法人番号 3460001003779
所在地 北海道川上郡弟子屈町川湯温泉
事業 民宿・宿泊施設運営、旅行関連、システム開発など
年間収入高 約1億5000万円(2025年12月期)
事業停止 2026年4月ごろ
破産開始決定 2026年8月31日
負債 約6300万円

なお、KGと関係会社フロンティアライフの破産については、今後、破産手続きが進められる。

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