【北海道】太陽光・オール電化の協伸システムが破産申請へ 売上5.8億円から半減、負債約1.6億円
電気工事業の株式会社協伸システム(札幌市清田区)が2026年9月11日に事業を停止し、破産申請の準備に入ったことが分かった。負債総額は約1億6000万円。
同社は住宅やマンション、倉庫などの電気設備工事を手掛ける一方、住宅用太陽光発電、オール電化、エコキュートなどの販売・設計・施工にも事業を広げていた。
2021年3月期には売上高5億8697万円を計上したが、その後は受注不振や外注費増加などから業績が低迷。2024年3月期の売上高は2億8768万円まで減少していた。
太陽光発電・オール電化を北海道で施工
協伸システムは1996年1月設立。札幌市清田区を拠点とする電気工事会社で、戸建住宅、マンション、倉庫などを対象に、照明器具やコンセント、設備機器などへ電力を供給する電気設備工事を手掛けていた。
さらに住宅用太陽光発電設備やオール電化設備の施工にも進出。公式サイトでは、太陽光発電、蓄電池、エコキュート、IHクッキングヒーターなど多数の施工事例を公開していた。
過去の採用情報では「太陽光発電の施工実績7000件以上」としており、北海道内で住宅用太陽光発電設備などの施工を積み重ねていた。
なお、施工事例には複数メーカーの太陽光発電システムや住宅設備が掲載されているが、これらは協伸システム自身のブランドではなく、同社が販売・施工した各メーカーの製品となる。
売上5億8697万円から2億8768万円へ半減
太陽光発電設備工事などの受注も取り込み、2021年3月期には売上高5億8697万円を計上した。
しかし、その後は受注が低迷したうえ、外注費の増加が収益を圧迫。2024年3月期の売上高は2億8768万円にとどまり、3年間で約半分まで縮小した。
同年度には多額の貸倒損失も発生し、最終損益は4740万円の赤字となった。
受注不振・外注費増加・資材高騰が重荷
受注減少が続く中で外注費の負担が膨らみ、近年は建設資材価格の高騰も重なった。
売上規模が縮小する一方で収益改善が進まず、業績回復の見通しが立たなくなったことから、2026年9月11日に事業を停止。破産申請の準備に入った。
負債総額は約1億6000万円とされる。
株式会社協伸システムの会社概要
| 法人名 | 株式会社協伸システム |
|---|---|
| 法人番号 | 6430002006095 |
| 所在地 | 北海道札幌市清田区 |
| 設立 | 1996年1月 |
| 事業内容 | 電気設備工事、太陽光発電設備工事、オール電化設備工事など |
| 2021年3月期売上 | 5億8697万円 |
| 2024年3月期売上 | 2億8768万円 |
| 2024年3月期最終損益 | 4740万円の赤字 |
| 事業停止 | 2026年9月11日 |
| 倒産形態 | 破産申請準備 |
| 負債 | 約1億6000万円 |
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