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アイコン 【倒産企業続報】釧路の松田印刷が破産 負債約2800万円、年賀状印刷の需要減とデジタル化響く


北海道釧路市の印刷会社「有限会社松田印刷」が、2026年8月26日、釧路地裁から破産手続き開始決定を受けたことが分かった。負債は約2,834万円。

同社についてはJC-NETが9月3日、破産開始決定を速報していた。その後の調査で、年賀状や挨拶状、名刺などを手がける地域密着型の印刷会社で、デジタル化による紙媒体需要の減少などを背景に業績が悪化していたことが明らかになった。

法人番号は7460002000012

→既報:【北海道】(有)松田印刷/破産手続き開始決定

 

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松田印刷が破産 負債は約2,834万円

有限会社松田印刷は、北海道釧路市に本店を置く印刷会社。1999年設立で、近隣の法人や学校などを得意先として事業を展開していた。

2026年8月26日に釧路地裁から破産手続き開始決定を受け、負債は約2,834万円となっている。

企業名 有限会社松田印刷
所在地 北海道釧路市
法人番号 7460002000012
設立 1999年
業種 印刷業
破産開始決定 2026年8月26日
裁判所 釧路地方裁判所
負債 約2,834万円

年賀状・挨拶状・名刺などを印刷

松田印刷は、釧路市周辺の法人や学校などを取引先として、年賀状や挨拶状、名刺など各種印刷を手がけていた。

地域の企業や学校、個人などを対象とした小ロットの印刷需要に対応する地域密着型の印刷会社として事業を続けてきた。

一方、インターネットや電子メール、デジタルデータの普及などによって紙媒体を利用する機会が減少。印刷物の受注は徐々に減少する傾向にあった。

コロナ禍で年賀状印刷が落ち込み

経営環境がさらに厳しくなったのがコロナ禍だった。

同社が主要業務の一つとしていた年賀状印刷の需要が大きく落ち込み、収益環境が悪化した。

年賀状や挨拶状は、企業間や個人間のコミュニケーションが電子メールやSNSなどへ移行したことで市場縮小が続いており、地域の印刷会社にとって受注減少の影響を受けやすい分野となっている。

松田印刷もこうした紙媒体の需要減少から受注が低迷し、その後も赤字経営から抜け出すことができなかった。

デジタル化で地方印刷会社を取り巻く市場も変化

印刷業界では、企業のペーパーレス化や各種手続きのオンライン化、広告媒体のデジタルシフトなどを背景に、従来型の商業印刷や事務用印刷物を取り巻く市場環境が変化している。

特に年賀状、挨拶状、名刺などを中心とする印刷需要は、デジタル化の影響を直接受けやすい。

松田印刷では受注減少に歯止めをかけられず、収益改善の見通しが立たない状況が続いたことから事業の継続を断念。今回の破産手続き開始決定に至った。

地域法人や学校などを顧客としてきた釧路の印刷会社の破産は、紙媒体の需要減少とデジタル化が地方の小規模印刷事業者にも及んでいる状況を示す一例となった。

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