閉店・閉鎖情報

アイコン 【全国閉店】りんくうシークル内5店が10月31日閉店 借地契約満了、札幌・福岡など計9店

2026年10月下旬、全国の複数の小売店や飲食店が営業を終了する。大阪府泉佐野市の大型複合商業施設「りんくうプレジャータウンSEACLE(シークル)」では、10月31日の施設営業終了に合わせ、食品スーパー「サンディ」、子ども用品店「西松屋」、定食店「大戸屋」など、少なくとも5店舗が同日閉店することが確認された。

シークルは2007年12月に開業し、関西国際空港の対岸に位置する商業・レジャー施設として約19年間営業してきた。施設の営業終了は借地契約の満了によるもので、大和ハウスグループが7月24日に発表していた。

このほか、福岡県北九州市では食品スーパー「スピナ穴生中央店」が10月31日に閉店。北海道札幌市では中華料理店「布袋点心舗 弁財天」とクロワッサン専門店「Mr.Croissant」が10月24日に営業を終了する予定で、東京都八王子市の「Aina Cafe」も10月20日を閉店日として発表している。

JC-NETでは、全国9店舗の閉店情報について、施設の開発経緯、店舗の営業歴、運営会社の動向、閉店後の利用者対応などと併せて整理した。



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【大阪】りんくうシークル内5店舗が10月31日閉店

大阪府泉佐野市の大型複合商業施設「りんくうプレジャータウンSEACLE」は、2026年10月31日をもって施設としての営業を終了する。

施設を管理・運営する大和ハウスリアルティマネジメント株式会社(東京都千代田区、法人番号9010501013251)は、借地契約の満了を理由として7月24日に営業終了を発表した。施設の所有者は大和ハウス工業株式会社となっている。

今回、入居店舗の公式案内を改めて確認したところ、「サンディりんくうシークル店」「西松屋りんくうシークル店」「大戸屋ごはん処 りんくうシークル店」「タイトーFステーション りんくうシークル店」「シューラルー りんくうシークル店」の5店舗が、いずれも10月31日に閉店することが分かった。

食品スーパー、子ども用品、飲食、アミューズメント、衣料品という異なる業種の店舗が、同一施設内で営業を終了することになる。

2007年開業、84店舗・年間売上150億円を計画した商業施設

りんくうシークルは、大和ハウス工業が2007年12月8日に開業した大型複合商業施設である。

同社が2007年11月6日に公表した開業資料によると、施設は核テナント6店舗と専門店78店舗の計84店舗で構成。食品スーパー、衣料品店、飲食店、アミューズメント施設などを組み合わせ、買い物とレジャーの双方に対応する施設として開発された。

当時の事業計画では、年間売上高の目標を約150億円、年間来場者数の目標を500万人と設定。借地面積は約7万1700平方メートル、店舗面積は約3万3519平方メートル、駐車場は約1800台という規模だった。

施設が立地するりんくうタウンは、関西国際空港の対岸に広がる大阪府の開発区域。シークルの用地には、かつて遊園地「りんくうパパラ」が存在していた。

遊園地の営業終了後、大阪府が跡地の再開発を進め、大和ハウス工業が事業者として選定された。土地は事業用定期借地契約により確保され、2007年の施設開業につながった。

今回の営業終了は、この借地契約の満了によるものとなる。

なお、開業時の年間売上高150億円、来場者500万人は当時の事業計画上の目標値であり、実際の売上高や来場者数を示したものではない。また、今回の営業終了について、施設の業績悪化を直接の理由とする発表は確認できていない。

約19年の営業を終了、施設には72店舗が入居

大和ハウスリアルティマネジメントが2026年7月に発表した資料によると、営業終了発表時点のシークルの店舗数は72店舗だった。

同施設はJR関西空港線と南海空港線が乗り入れる「りんくうタウン駅」に直結。大型観覧車「りんくうの星」を象徴とする商業・レジャー施設として、泉佐野市や周辺地域の住民に加え、関西国際空港を利用する観光客などを集客してきた。

2007年の開業時に公表された店舗一覧には、西松屋やシューラルーの名称も掲載されている。ただし、現在の店舗が開業当初から同一区画、同じ営業形態で継続してきたかについては確認できていない。

施設の営業終了に伴って複数のテナントが閉店する一方、一部店舗は11月以降も営業を継続する予定となっている。

サンディは午後5時閉店、西松屋も営業終了

食品ディスカウントスーパー「サンディりんくうシークル店」は、10月31日午後5時をもって閉店する。

運営する株式会社サンディ(大阪市淀川区、法人番号5120001055464)が10月1日、公式サイトで発表した。

サンディは近畿地方を中心に食品ディスカウントスーパーを展開しており、低価格の商品提供を特徴としている。

一方、サンディは10月22日に大阪市内で千船店を開業したほか、11月には神戸市、12月には京都府宇治市で新規出店を予定している。りんくうシークル店の閉店と並行して、他地域での出店も進めている。

また、ベビー用品や子ども服などを販売する「西松屋りんくうシークル店」も10月31日で閉店する。

株式会社西松屋チェーンの公式店舗案内には閉店日が明記されている。泉佐野市内では「西松屋泉佐野店」「西松屋いこらも~る泉佐野店」が引き続き営業しており、今回の閉店によって同市内から西松屋が完全撤退するわけではない。

大戸屋・タイトーFステーション・シューラルーも10月末閉店

施設2階の「大戸屋ごはん処 りんくうシークル店」も、10月31日に営業を終了する。

大戸屋の公式店舗案内では閉店日が示されており、閉店に伴い、予定されていた「大戸屋×ハイキュー!!」のコラボレーション企画第2弾について、同店では開催しないことも案内している。

一方、アミューズメント施設「タイトーFステーション りんくうシークル店」も10月31日をもって閉店する。

同店はフランチャイズ方式の店舗で、実際の運営法人および法人番号は確認できなかった。

利用者に対しては、店舗発行の各種サービス券について、券面の有効期限が11月1日以降であっても、10月31日の営業終了までしか利用できないと案内している。

また、衣料品・生活雑貨店「シューラルー りんくうシークル店」も同日閉店する。

施設公式サイトによると、同店では9月4日から閉店セールを実施し、対象商品を20~60%引きで販売している。一部商品は割引の対象外となる。

今回確認された5店舗は業種が異なるものの、同じ商業施設の営業終了時期に合わせて閉店する。各店舗固有の閉店理由や従業員の処遇については、詳細な発表を確認できていない。

シークルの一部店舗は11月以降も営業継続

りんくうシークルは10月31日で施設としての営業を終了するが、すべての店舗が一斉に閉鎖されるわけではない。

施設公式サイトでは、2階の「Ochi Arena」について11月以降も営業を継続する予定と案内している。

今後の営業時間や提供サービスについては各店舗への問い合わせを案内しており、個別店舗の営業継続と施設全体の営業終了は区別する必要がある。

シークルの施設営業終了については7月に公表されており、今回新たに確認したのは館内5店舗の個別の閉店情報となる。

【福岡】スピナ穴生中央店が10月31日閉店 午後6時に営業終了

福岡県北九州市八幡西区の食品スーパー「スピナ穴生中央店」が、2026年10月31日午後6時をもって閉店する。

運営する株式会社西鉄ストア(福岡県筑紫野市、法人番号3290001009521)の公式店舗一覧に最終営業日時が明記されている。

同店は生鮮食品や一般食品、日用品などを扱う地域密着型の食品スーパーとして営業してきた。

西鉄ストアは1969年設立。「にしてつストア」「レガネット」「スピナ」「スピナマート」など複数の食品スーパーの屋号を展開している。

北九州市内では、スピナマート大手町店、スピナ帆柱店、スピナ戸畑店なども営業しており、穴生中央店の閉店によってスピナブランドが北九州市から撤退するわけではない。

同店の閉店理由、店舗跡地の利用計画、従業員の処遇については確認できていない。

【北海道】布袋点心舗 弁財天が10月24日閉店 約8年の営業に幕

北海道札幌市中央区の中華料理店「布袋点心舗 弁財天」が、10月24日をもって閉店する。

同店は「中国料理 布袋」などを展開する布袋グループの店舗で、ザンギや中華点心などを提供。約8年間にわたり札幌市中心部で営業してきた。

閉店後も一部のメニューやサービスはグループの別店舗に引き継がれる。

店舗告知を確認した地域情報によると、弁財天で提供していた「ちょい飲みSet」は10月25日から「布袋アパホテル店」で継続販売される。

また、弁財天で配布された「ザンギ1個サービス券」は、10月25日以降も布袋グループの各店舗で利用できると案内されている。

今回の閉店は弁財天の店舗営業終了であり、布袋グループ全体の撤退や事業終了ではない。

【北海道】Mr.Croissant、札幌・あいの里で約5年の営業終了

北海道札幌市北区あいの里のクロワッサン専門店「Mr.Croissant(ミスタークロワッサン)」が、10月24日で店舗営業を終了する。

同店は2021年9月に開業。さまざまな種類のクロワッサンを扱う専門店として営業し、地元住民やパン愛好家に利用されてきた。

店舗公式SNSの案内を確認した地域情報サイトによると、10月24日を最終営業日とし、当日は午前10時から午後3時まで営業する予定となっている。

同店は地域のグルメ媒体やテレビ番組でも紹介され、札幌市北区のベーカリーとして約5年間営業してきた。

今回確認できたのは実店舗の営業終了であり、通信販売の継続やブランド全体の事業終了については確認できていない。運営法人および法人番号も確認できず。

【東京】Aina Cafeが10月20日閉店を発表 八王子で約9年

東京都八王子市のハワイアンカフェ「Aina Cafe(アイナカフェ)」は、2026年10月20日をもって閉店すると公式サイトで発表した。

同店は2017年8月1日に開業。アサイーボウルやスムージー、ハワイアン料理などを提供するカフェとして営業してきた。

公式サイトでは果物や野菜などを取り入れたメニューを紹介しており、地域の利用客に親しまれてきた。

2025年10月にはディナー営業を開始したが、同年12月には夜営業を終了。その後も昼間のカフェ営業を続けていたが、2026年10月3日に閉店を発表した。

ただし、営業時間の変更と今回の閉店との直接的な因果関係は公表されておらず、閉店理由を業績悪化などと断定することはできない。

10月20日は店舗が公式に発表した最終営業日であり、その後の営業状況を事後確認した資料は取得できていない。また、運営法人および法人番号も確認できず。

全国9店舗の閉店・営業終了一覧

店舗名 所在地 業種 閉店日・予定日
サンディりんくうシークル店 大阪府泉佐野市 食品スーパー 10月31日17時
西松屋りんくうシークル店 大阪府泉佐野市 子ども用品 10月31日
大戸屋ごはん処 りんくうシークル店 大阪府泉佐野市 飲食店 10月31日
タイトーFステーション りんくうシークル店 大阪府泉佐野市 ゲームセンター 10月31日
シューラルー りんくうシークル店 大阪府泉佐野市 衣料品・雑貨 10月31日
スピナ穴生中央店 福岡県北九州市 食品スーパー 10月31日18時
布袋点心舗 弁財天 北海道札幌市 中華料理店 10月24日
Mr.Croissant 北海道札幌市 ベーカリー 10月24日
Aina Cafe 東京都八王子市 カフェ 10月20日(公式発表)

※2026年10月22日時点の確認情報。りんくうシークルの施設営業終了そのものは既報であり、今回の9件には施設本体を含めず、個別に閉店を確認した館内5店舗を計上している。

施設営業終了と店舗閉店、ブランド撤退は区別が必要

今回確認した全国9店舗のうち、5店舗がりんくうシークル内に集中した。施設の借地契約満了を契機として、食品スーパー、子ども用品、飲食、アミューズメント、衣料品など、異なる業種の店舗が同じ日に営業を終了する。

一方、サンディは他地域で新規出店を進めており、西松屋も泉佐野市内の別店舗で営業を継続する。北九州市のスピナも地域の店舗網を維持するなど、1店舗の閉店が直ちに企業やブランド全体の撤退を意味するものではない。

また、札幌の布袋点心舗 弁財天では一部メニューやサービス券の利用がグループ店舗に引き継がれ、シークルでも一部店舗が11月以降も営業を続ける予定となっている。

店舗の閉店と施設全体の営業終了、企業の地域撤退、業態変更などはそれぞれ異なる。今後の営業状況やサービスの継続については、各運営会社や店舗の正式な発表を確認する必要がある。

※本記事は2026年10月22日時点の企業・店舗公式情報、商業施設の公表資料、地域報道などを基に作成した。全国の閉店総数を示すものではない。

 

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