アイコン 吉野浦火力発電所の取水方式について!第4弾(沖縄電力)

投稿者 = 中城湾二郎

海を守れ!

今回は数字で考えるのではなく、沖縄電力にならない、参考文献の引用をさせて頂きます。
水産庁がホームページで出している「水産庁、磯焼け対策ガイドライン、2007」の15ページ「表3-2」の資料に基づくと、
参照 http://www.jfa.maff.go.jp/gyokogyojo/01isoyake-guideline.pdf
「発電所温排水」は「8.公害」と位置付けられ、「日本で考えられてきた磯焼けの発生または継続の要因」となっています。
水産庁は、国の省庁の一つで、沖縄電力が引用した都合のいい文献を書いた外郭団体の財団法人より格が上であることを考慮すれば、こちらの文献が優先すると考えるのが常識です。

沖縄県民の皆様また全国の皆様、両目をひんむいて当該ホームページを見てください。
「発電所温排水」は、「公害」であり、中城湾沿岸漁協長会が懸念しているひとつの「磯焼けの原因」と考えられています。これは日本の水産庁が明言していることです。
これでも沖縄電力さんは、「温排水は影響ない。」と断言するのですか? 沖縄電力は「地球環境に優しい」ではなく、「自分に優しい」だけなのではないでしょうか? 裁判所はどう判断するのでしょうか?
中城湾沿岸の漁協は、工事前で手が打てるから、温排水の問題に専念しているだけで、一連の埋め立て工事を野放しにするつもりはないと思います。事実、知念 漁協長のコメント「知念に影響はないはずだった一連の埋め立てに対して、調査を要求していく。」旨が沖縄タイムスに掲載されています。
今は、発電所温排水ついて議論しているのです。不利になったからと言って、論点のすげ替えは止めましょう。

[ 2009年4月13日 ]
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