アイコン ユニカ・高松組・九州建設②

すばらしい提案でも時の運に恵まれない案件もある。高松組が施工したユニカのアクアヴィラの物件もそうであろう。

サブプライムローン問題というアメリカでデタラメな住宅貸付が火を吹いた。日本のバブル時も金融機関が評価額の2割増3割増融資など平気で行った末バブル崩壊を招いた、全く同じ現象がアメリカで生じた。
時の運は、そうしたアメリカのバブル崩壊により、日本を始め、世界経済を大不況に陥らせ陰りを見せている。
昨年9月15日リーマンショック後外資は完全に逃げ、日本の不動産投資会社も資金が集まらず、金融機関や監査法人からは評価損を追求され、高松組が完成させ、九州建設が建設しているアクアヴィラの物件の購入予定者「リプラス」もまた昨年10月破綻した。
ユニカもその後新買主を求め歩いていたものの景況は更に悪化、今日まで契約に至っていない。九州建設は、ユニカと話し合いの上、建設中であったアクアヴィラ弐番館の工事を今週からストップしている。

①高松組が施工した物件
高松組 
 

②九州建設がストップした現場、バックはイオンショッピングセンター
九州建設
 

③隣の福岡地所の完了物件群
福岡地所

[ 2009年5月26日 ]
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