その工事現場を九州建設は、先週末工事途中でストップさせたため、同社に対するメール問い合わせが急増している。
また、九州建設は久留米市の「ジョイント」の物件を安値で受注したようでサブコンさんも取り組むべきか悩んでいる様子である。

九州建設の問題点は以下のとおり。
① 矢緒企画に5億円ばかり焦げ付いた。
② ジェイファクトリーの飯塚の物件の建築代金がもらえず、マンションを代物弁済で取得。　　
③ アルバコーポレーションの丸美絡みの物件（熊本市）で、建築代金がもらえず、マンションを代物弁済で取得。
④ 香椎浜の工事現場をストップしたが、それまでの入金は？
⑤ サブコンが「心配だ」としている、久留米のジョイントの安値受注。資金繰りのため無理して受注しているのでは･･･
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　上記問題は、
① 　九州建設は自己資本が28億69百万円（08年5月期）もあり、自己資金でまかなっている。
② 　昨年8月21日残っていた21戸をアルバクリエイトに一括売却して回収。
物件名「パークサイド新飯塚・立岩」
③ 　本年4月30日残っていた14戸をアルバクリエイトに一括売却して回収。
物件名「アルカサール・アルバ代継橋」
④ 　現場は14階中7階まで上がっているが、内装は少ししか入ってないようなので進捗率は35％～40％程度だろうとの業界関係者の話を参考に、20億円の物件、出来高は7億円強、着手金が1億5千万円くらいあり、未回収分は6億円くらいだろう。
※香椎浜の工事現場は、デベロッパーとの話し合いで、売却先が決定しだいまた再開される。
⑤ 　スーパー「ジョイント」の案件は、「店舗といっても倉庫みたいもん。鉄骨価格が大きく左右する。鉄骨価格は値下がっており、商社も工事現場が少なくなっているから、九州建設さんぐらいになると在庫調整のため安く調達することも可能だろう」とある建設関係者は述べている。
資金繰りため無理した受注をしているのではないかといわれていが、財務内容からして同社があせる状況にはない。売上高が極端に落ちるとどんなに良い会社もおかしくなる。そのためにも積極的に取りに行っているのでは････。
※JC-NETで九州建設に問い合わせたが、担当者不在でノーコメントのため業界関係者の話を記載。
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上記のように懸案であった②と③の飯塚・熊本の物件は建築代金が回収されており、④の香椎浜は、デヘロッパーが売却先を見つければ工事は再開される。それまでしばらく工事代金は手出し状態になるようだが･･･。

九州建設は昨秋金融機関から20億円ともいわれる融資枠を受けている、香椎浜では未成工事支出金として滞留しようが、財務面・キャッシュフロー面からも体力はあり、当面心配はなさそうである。

以上、地元建築関係者の話に意見を乗せた。

詳細についてはメールにて受け付け中。
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