アイコン エルボーの三沢光晴逝く

タイガーマスク2代目(三沢)13日夜、三沢はプロレスリング・ノア広島大会で相手のバックドロップを受けて頭を強く打ち、そのまま帰らぬ人となった。まだ46歳であった。

ジャイアント馬場時代からの正統派プロレスラーとして、プロレス界をリードし続けた男も激しいプレスリングの戦いの中でマットに沈んだ。

一ファンとして鎮魂の意味も込め「プロレスラー三沢」を紹介する。
1962年6月18日、北海道夕張市に生まれる。本命、三澤光晴。
1978-足利工業大学附属高等学校入学、3年の時世界ジュニア選手権出場、
国体で優勝を果たす。
1981年 3月 - 全日本プロレスに入門。1984年メキシコ遠征、タイガーマスク時代 、
8月 - 田園コロシアムにてラ・フィエラを相手にデビュー戦を行い、8分37秒、タイガー・スープレックス'84で勝利。
1987年7月 - 後楽園ホールにてジャンボ鶴田をパートナーにPWF世界タッグ王座に挑戦、スタン・ハンセン、テッド・デビアス組に勝利して第3代王者
1999年5月 - 馬場の引退興行(同年2月逝去)として行われた東京ドーム大会にてベイダーの持つ三冠統一ヘビー級王座に挑戦。王座奪回に成功し第23代王者に。この大会後、選手会の強い要請を受け全日本社長に就任、三沢体制が誕生。
2000年7月-「プロレスリング・ノア」の旗揚げ、社長に就任。
2006年9月-グローバル・レスリング連盟初代会長に就任。
 
<進化させ続けた技>
ローリング・エルボー、ランニング・エルボー、スピニング・エルボー、マシンガン・エルボー、ワンツー・エルボー、エメラルド・フロウジョン、雪崩式エメラルド・フロウジョン、タイガードライバー、裏十字固め、回転十字固め、フェースロック、ウルトラタイガードロップなど
※三沢にエルボーを伝授したのは極真出身の空手家、士道館館長の添野義二氏。
 
<戦 績>
 プロレスリング・ノア
GHCヘビー級王座(3回/初代・第5代・第11代)
GHCタッグ王座(2回/第2代・第8代)
パートナーはいずれも小川良成。
 
全日本プロレス時代
  • 三冠ヘビー級王座(5回/第10代・第14代・第17代・第20代・第23代)
  • 世界タッグ王座(6回/第17代・第20代・第24代・第25代・第29代・第39代)
パートナーは川田利明2回→小橋建太2回→秋山準→小川良成。第39代王座戴冠時にアジア・タッグ王座も同時戴冠。
  • アジアタッグ王座(2回/第51代・第67代) パートナーは小橋健太→小川良成。
  • PWF認定世界タッグ王座(1回/第3代) パートナーはジャンボ鶴田。
  • NWAインターナショナル・ジュニアヘビー王座(1回/第17代) ヘビー級転向のために王座を返上。
  • チャンピオン・カーニバル(優勝2回/1995年・1998年)
  • 世界最強タッグ決定リーグ戦(優勝4回/1992年・1993年・1994年・1995年) パートナーは1992年が川田利明、それ以降は小橋建太。
合掌
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[ 2009年6月15日 ]
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