アイコン 迷走し始めたか鳩山党首

鳩山名古屋・さいたま・千葉と3連勝で勢いづく民主であるが、衆院で単独過半数を取ったら連立はないと鳩山党首が述べたことから国民新党や社民党は激怒、特に国民新党は選挙協力の白紙も辞さない構えである。社民党の今後の動きも注目される。

鳩山人気で今の民主党があるのではなく、自民党政府の失策により落ち込んだ関係で、民主が浮上しているだけであることを分かっていないようだ。


衆院愛知1区の候補選定では、河村市長の元秘書で県議の佐藤夕子氏(46)を擁立することで動いていたが、地元県議と調整が付かなかった。しかし最後は小沢氏が最終調整、勝つ選挙を前面に押し出し佐藤氏で落ち着いた。

静岡県知事選の人選では、鳩山党首が押す静岡文化芸術大学学長(選挙のため辞職)の川勝平太氏(元早大教授、経済学者)の推薦を決めた。川勝氏は安倍政権時代「美しい国づくり」プロジェクトの委員を務めていた。ところが、元民主党参院議員の海野徹氏も立候補を2月に表明していたのである。さすがの小沢氏でも調整が付かず党首推薦の川勝氏の1本化に失敗、2人とも立候補するという異常事態に陥っている。小沢氏も「私個人は、党本部は関知しないという考え方でいた」という。県知事選に鳩山党首の意向が反映されたが、おさまりつかぬのは海野氏側であろう。98年の参院選では自民候補を破りトップ当選した自負がある。99年には民主党に入党、同党県連会長もしていた。まだ前回知事選での連合とのしこりがまだ残っていたのか、それとも鳩山党首に川勝氏が先に擦り寄っていたのか・・・・。

鳩山氏も政権取ったわけでもないのに有頂天になりすぎ軽率な発言をしてしまった。選挙は勝つ選挙ができる小沢氏に任せたらいいものを自らの意向を通おそうとする。小沢氏から愚痴が出だしたらおしまいだろう。
鳩山氏は所詮お坊ちゃまであり、我が儘なところが必ず出てくる。政権奪取したとしても投出病にかからねばよいが。

 

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[ 2009年6月17日 ]
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