【福岡】前原市長選挙/民主の風吹かず
【定数: 1 / 立候補者: 3 】有権者数: 54244人 投票者数: 26381人 投票率: 48.63% | |||||||
得票数 | 名前 | 年齢 | 性別 | 党派・会派等 | - | 備 考 | |
| 松本 嶺男 | 65 | 男 | 無所属 | 現 | 前原市長 | |
9,682 | 佐藤 俊郎 | 56 | 男 | 無所属 | 新 | 環境デザイナー、会社代表 | |
4,500 | 加納 義郎 | 41 | 男 | 無所属 | 新 | 行政書士 |
いつも揺れ動く前原の首長選挙、今回は念願の糸島市合併を成功させた現市長の松本氏が、先般の衆院選挙に急遽相乗りした形の民主党推薦の佐藤氏に2,233票の差を付け勝利した。佐藤氏にしては民主の風を吹かせ続け、勝利へ導こうとの戦法であったようだが、低投票率にもあるように有権者にその風は吹かせられなかった。それも実力のうちであろう。
松本氏は、前回の不能市長の開き直り選挙で、初出馬して勝利、今回が2期目の選挙であった。福岡市のベッドタウンとして久しい前原市は、九大移転もあり膨張し続けているが、地元は新市民も多く選挙は厳しい選挙であった。しかし、福岡県の行政畑出身(元福岡県企画振興部長)である松本氏が、これまでの市政の実績と糸島市誕生(2010年1月1日合併)の立役者の1人として、地元民から評価されての当選となったことはいうまでもない。
この選挙結果を踏まえ、来る1月に予定される新糸島市の市長選挙では、今回のメンバーでの選挙は公的選挙資金も多くかかり不毛な選挙と判断され、絶対止めるべきである。
[ 2009年9月29日 ]