アイコン 【投稿】ほくそ笑む光武一派

光武投稿者 = 間多 魚太郎

 10月9日に佐世保市北部浄水場統合事業の実施方針が変更され、その変更版が佐世保市水道局のホームページに公開された。

そこにアップされた文書「佐世保市北部浄水場(仮称)統合事業実施方針の変更について」によれば、メタウォーター1社しかできない加圧型無機膜ろ過方式の限定を解除し、他の膜ろ過方式でもOKにしたとの事である。つまり、当初の実施方針には問題があったことを認め、メタウォーター1社指定になっていた仕様を改め、他のメーカーもエントリーできるようにしたわけである。光武一派の策略に危機感を持った朝長市長の指示によるものと思われる。
 しかし、である。文書によれば、「佐世保市北部浄水場(仮称)統合事業事業者選定委員会」の同意を得て、浄水方式の限定を解除したとなっている。あれ?事業者選定委員会がOKした?この委員会の委員長は、東海大のM名誉教授でメタウォーターの熱狂的信者なのだが。さすがに良心がとがめて改心したのか?そうではない。つまり、事業者選定委員会にとって、浄水方式が限定であろうが、なかろうがどうでもいいのである。どんな方式が出て来ようが、メタウォーターに決定することにしているのだ。
 元々、この事業には2段階の仕込みがなされていた。第一段階で、メタ方式を限定し他のメーカーを排除する。第二段階では、それでもエントリーするメーカーをM教授の委員会が蹴落とす。おまけにアドバイザリー業務(発注者側コンサル業務)が、メタウォーターと仲良しベッタリの日本上下水道設計となれば、誰がどう頑張っても選ばれるのはメタウォーターとなるのである。
 朝長市長は頑張ったようだが、Y村局長、○川副理事の仕込みを潰すまでには至らなかった。二人にしてみれば、してやったり。光武一派のほくそ笑む姿が目に浮かぶようだ。

編集部・・・投稿ありがとうございます。選定委員会ですか、だいたいナンタラ委員会というのは胡散臭いのが多い。ネコも得意とする手法ですね。毎回、勉強になることばかりです。メタやM教授や光武一派にとっては頭が痛い事でしょう。Y村局長、○川副理事はほくそ笑み、してやったり、と、ほんとうに思ってるんですかね、もし、それが事実だとしたら西部クリーンセンターの灰溶融炉はクボタのヘルメットを被ったクボタの社員でない人達の物語を取材しに今度、佐世保に行ったら吉村さんの顔でも久しぶりに拝顔しちゃおうかな。
 

[ 2009年10月21日 ]
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