アイコン ソマリア沖は今でも海賊多発/海賊船は撃沈せよ

22日、ソマリアからはるかに離れたセーシェル島沖で、パナマ船籍のMVアル・ハリクで全長約180メートルの貨物船が乗っ取られた。海賊2人が船上に乗り込んだ後、交信を絶っている。EU司令部は海賊の総数は6人で小型船2隻で襲撃したという。

また、ほぼ同時刻にケニア・モンバサ東部の沖合でイタリア船籍の貨物船も海賊に襲われたが、振り切って逃走に成功。自動小銃、ロケット弾攻撃を受けたという。EU多国籍艦隊に属するベルギー艦船が遭難信号を受け、現場海域に急行したという。同貨物船は航行を続けている。
国際海事局(IMB)の海賊情報センター(本部クアラルンプール)は21日、今年1~9月期に世界で発生した海賊事件は、未遂も含め計306件を記録。昨年通年の293件を上回っている。
総数の54%に当たる168件がソマリア沖や同国北部にあるアデン湾で起きている。
今年になって、ソマリア海賊には32隻が乗っ取られ、船員ら533人が拉致、8人が負傷、4人が殺害されたとしている。行方不明者は1人。依然4隻を拘束中、船員ら80人を人質にしている。
ソマリア周辺沖合での海賊事件の頻発を受け、米軍、北大西洋条約機構(NATO)、欧州連合(EU)、日本、ロシアやインドなどは海軍、海自艦船を派遣、警戒を強化している。 
しかし、海賊は活動海域をソマリア東南部の彼方セーシェル島沖などに広げるなどして対抗、発生件数は減少していないのが現状。
CNN参照
米や西欧・東欧・ロシア・中国の武器商人たちがいる以上、世界から武器はなくなるどころか、東欧では不況で経済が疲弊し武器売却に奔走している国もある。世界中の武器製造国が武器を与え勝手に戦わせているのがソマリアである。内戦で経済が全く成立しておらず、唯一の経済基盤が、武器とともに入ってくる経済支援の名のもとのお金であり、海賊業である。
自衛隊は、日本船がロケット攻撃を受けるような海賊に対しては、その海賊船を撃沈させる艦砲射撃をなすべきである。
自衛隊諸君は日本のために頑張っている。
 

[ 2009年10月26日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
この記事を見た人は以下も見ています(海外、)
スポンサードリンク
スポンサードリンク