アイコン 住宅着工件数/底抜け状態/金融機関は不動産デベへ積極的な融資を

不動産ミニバブル崩壊で、デベロッパーやファンドが破綻して、施工のゼネコン・金融機関などが大きな痛手を負っているが、底這い状態が続いており、回復するには長期を要しよう。

1.総戸数
○新設住宅着工戸数は 61,181戸。
・前年同月比 37.0%減, 10か月連続の減少。
○新設住宅着工床面積は 5,471千㎡。
・前年同月比 34.0%減, 11か月連続の減少。
季節調整済年率換算値では 69万9千戸。


2.利用関係別戸数
①持家・戸建
○持家・戸建は 24,501戸(前年同月比 19.7%減, 12か月連続の減少)
・民間資金による戸建は 22,312戸(同 20.2%減, 12か月連続の減少)
・公的資金による戸建は 2,189戸(同 13.6%減, 12か月連続の減少)
民間資金による持家が減少し,公的資金による持家も減少したため,持家全体では減少となった。

②貸家(賃貸マンション・賃貸アパート・貸家)
○貸家は 23,179戸(前年同月比 39.0%減, 10か月連続の減少)
・民間資金による貸家は 20,369戸(同 39.5%減, 10か月連続の減少)
・公的資金による貸家は 2,810戸(同 34.9%減, 6か月連続の減少)
民間資金による貸家が減少し,公的資金による貸家も減少したため,貸家全体では減少となった。

③分譲住宅
○分譲住宅は 12,627戸(前年同月比 52.5%減, 10か月連続の減少)
・マンションは 4,681戸(同 72.3%減, 9か月連続の減少)
・一戸建住宅は 7,869戸(同 17.4%減, 12か月連続の減少)

エクセル表→

[ 2009年11月 5日 ]
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