アイコン 農水官僚相次ぎ首長選へ

橋本剛農水官僚相次ぎ首長選へ http://blogs.yahoo.co.jp/nagasakese(毎日が長崎人)

 http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/modules/tinyd/index.php?id=1
農水官僚が地方自治体の首長選に打って出る動きが相次いでいる。10月の宮城県知事選に立候補した遠藤保雄氏(落選)、11月8日投開票の山形県酒田市長選に出馬した梅津準士氏(同)に続き、橋本剛氏が長崎県知事選挙への出馬の意向を固めた。同省内には農政のプロが地元行政のトップに立つことへの期待感がある一方で、人材流出への危機感がにじみ出ている。

長崎県知事選に向け、16日付で農水省を退職した橋本氏は働き盛りの40歳で、将来の専務次官候補のエリート官僚。大臣官房政策課首席調整官として同省改革を担当する中枢を担っていた。
 同省のある幹部は個人的な見解と断った上で「優秀な人材だ。農水省にとっては惜しいが、出るからには頑張ってほしい」と激励する。別の幹部は「地方行政のトップに農政に精通した人物が就くことは、農業・農村振興にとって大きな意味を持つ」と期待を寄せる。
 一方、同省内ではエリート官僚の早期退職にショックも広がっている。ある職員は「仕事の醍醐味(だいごみ)が減っていることの表れではないか」とこぼす。官僚に向けられる世間の目は厳しい。中でも「事故米」や「ヤミ専従」問題などが相次いだ農水官僚への風当たりは強く、限られた予算の中で前向きな仕事が少なくなっているからだ。
 ただ、納税者負担型農政の「農業者個別所得保障制度」の創設などで、国民各層に対し農政の必要性をしっかり説明できるプロの存在は重みを増している。ある農水省関係者は「選挙に出るなら勝って、地方から、農業・農村振興の流れを起こしてほしい。そうでなければ、農政の地盤沈下につながるだけだ」と言う。【日本農業新聞】http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/ 
 

[ 2009年11月18日 ]
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