アイコン 米軍/憂鬱な志願兵の肥満

米国の志願兵は、イラク・アフガンへの派兵支持率が低下する中、不況を反映して各軍100%以上の結果を残した。

ところが、志願出来る17~24歳の若者のうち75%が「肥満」「犯罪歴」「薬物吸引」などで入隊が不適切と判断される可能性があると米軍内部の報告書で明らかになっている。対象の年齢層は約3120万人、対して問題ない志願兵対象人口は470万人だけになる。
報告書では、「若者の肥満問題などを放置しておけば、米軍の将来が極めて危うくなる」と警告、若者教育への投資充実が肝要と強調している。
同報告書によると、3120万人のうち35%が喘息、視力、聴力などの問題を抱え、27%が肥満と判断され、入隊出来ない可能性が高いとされる。
10人のうち1人に犯罪歴があり、入隊資格に遠いとも判断されている。この他、薬物不法利用が18%、精神的な問題を抱えている者が9%などとなっている。
特に問題なのは肥満で、軍事作戦での機敏な行動に悪影響を与えかねないとの懸念もだされている。
17歳から24歳までの年齢層では、1980年代は20人に1人の肥満診断が、現在では4人中1人と急増している実態が浮き彫りになっている。         CNNより
 

[ 2009年11月 9日 ]
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