アイコン アフリカ海賊/今度は西海岸が標的

国際海事局は、ソマリアの海賊は、事件を多発させたソマリア沖から、最近では海賊取締りに各国海軍が配備され、マダガスカルの北端から800キロ・ソマリアから2000キロのインド洋に浮かぶ楽園セーシェルズ島周辺で海賊が横行しているという。

ところが最近はソマリア海賊ではないアフリカ西海岸でも多発しているという。特にナイジェリアのベナン沖のギニア湾が危険地帯。こちらは国の監視が殆どなく、一方油田開発(既に日産500万バーレル)が行われていることから、タンカーが標的になっているという。襲われても報復を恐れ報告もしないというから無法地帯そのもの。
以前はマラッカ海峡やジャワ島あたりで海賊事件が多発していたが、現在はソマリア海岸沖、アフリカ西海岸へも飛び火しているようだ。
そもそも、アフリカに武器を売りつけた先進国や中国・ロシア・チェコにより、今でもアフリカ全土で武器が蔓延している。また現在は武器商人がアフリカ各国や部族に武器を売り歩いている。そうした海賊事件には武器が使用されており、下手したらスティンガーなども保有している。武器商人国が儲けのために武器を売り、その武器で先進国のタンカーや貨物船がアフリカ海賊に襲われている。

[ 2009年12月 7日 ]
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