「敵は建築家にあり」のブログを追う⑬
北九州市の施主の奥さんが、建築ジャーナルに掲載されていた福岡市の有名な設計デザイン事務所の建築家にデザインからすべて依頼、しかし、住宅補修問題が山のように発生、補修は少しづつしてもらっていたが、建築基準法違反内容も出てきたため訴訟を起こし「敵は建築家にあり」というブログで、閲覧者からアドバイスを得ながら裁判を闘っているブログを追ったものである。
http://blogs.yahoo.co.jp/ramonet0916/31205734.html
ゼネコン・工務店・専門家の皆さんブログを見てください。
ダイジェスト版
★☆★ 新築・補修工事年表 ★☆★ H20.2月作成
【 H.17 】
3/10 着工
5月 設計ミスにより、工事始まって直ぐ駐車場の基礎、掘り下げの工事発生。
駐車場は、はつり工事が入っている為、床が3分割されている。
6月 2×4ガルバ棟の床下に雨水がジャブジャブに溜まった状況で、
ワインセラーに冷蔵庫搬入作業、寝室に床材をバタバタ張る様子を目撃した。
施工監理ができていない状況なので、
設計デザイン会社にきちんと現場を見てくださるようにお願いした。
その結果、現場監督が、床に3箇所穴を開けポンプで排水し、送風機で乾燥させる。
7月 キッチンも設計・施工ミスでサイズ変更になったが、了承する。
階段のデザインの簡略化を求められ了承。
この結果、著しく照度が落ち安全性が損なわれた。
8月 木造ガルバ棟全体と玄関の樋の設計ができていない為、雨水処理がスムーズにできない。
9/10 竣工・入居予定日
完成前、工事が進まず約2ヶ月遅れる。
排水計画に問題があり、家の外回りの工事(犬走り)の進捗状況が悪い様子。
隣家との塀の工事も難航。
鉄骨フレーム木製ルーバーが、きちんと取り付けができず、やり直し発生。
光ファイバー用空配管が入っていない、漏電遮断機も未設置、電気工事のやり直し。
10/25 11月から家業が繁忙期に入る為やむを得ず、10月中に工事途中だが入居。
完成前の為、施主が受け取るべき、取り扱い説明書・保証書等、受け取ってい
ない。(未だ)
引渡し書類に、署名捺印を求められた時、設計デザイン会社S先生にこの署名
の意味を確認すると、「鍵の引き渡しの確認と現場の火災保険の掛け主を施工会社から、お施主様に移す為。」との説明を受け、署名・捺印をする。
入居は、グラスホールダーの取り付けに関して、手抜き工事をしたため、重さで天井が一部壊れ、取り付け工事のやり直し中という状況。
入居当日夜に、寝室にて欠陥を感じる。
寝室の隣にあるワインセラーの機械音で、眠れない。
10/26 設計デザイン事務所に連絡。調査に入るが、なかなか有効な対策を立てない。
①雨の日は、雨音が寝室の回りの巨大な金属水切りとガルバ壁とで反響して、
金属音で眠れない。
②異常な寒さを感じる。
③湿気が多い。
④北風が吹くと、24H換気扇を通して、ゴーという暴風音・機械音が発生し眠れ
ない。
⑤危険な階段から人が落ちて、ケガ人が出る。
12月 ワインセラーに防音扉追加・防音の為の断熱材封入工事。
雨水が溢れる中コートの花壇のやり直し工事、電気工事のやり直し。
【 H.18 】
2/14 上記①~⑤については、対策が立てられないまま工事終了を告げられる。
2月末 施工会社からの追加請求に納得がいかず、精査するよう建築家に依頼。
精査ができないため、施工会社の追加請求分・建築家の監理費用相当分(1/3
の残金)、支払STOP。
6月 消費生活センター・市民相談・日本建築家協会・司法書士・弁護士に相談。
福岡県建築士会は、当時、連絡先が当の設計デザイン事務所だったため、相談を
断念。
6/23 女性建築家K氏に、家を見て頂く。
畳を上げると、2×4棟の寝室・隣のワインセラーが床下浸水。
他にも契約図書の通りに出来上がっていない事が指摘される。
6/24 床下の補修工事が始まる。
寝室・ワインセラーの床下の補修中、壁を剥がさせたら、契約図書にある2×4棟の体力壁・筋交いが入っていない事を見つけ、指摘。基礎と土台もずれている。
北九州市建築審査課に相談。
8月 耐震偽装の施工がハッキリしたので、直ちにやり直しを依頼。
9月 雨水の浸入を止められなくて、なかなか工事が進まない。
11月 強風を伴なう雨の日は、渡り廊下の角のコーナーから水が浸入するが、抜本的な対応をしていただけない。
※ストレス性の軽度鬱病と婦人科病を発症・通院。
12/25 施工会社の担当が部長から社長に交代し、外壁ガルバを剥いで、コーナーの仕舞
いを確認・補修。外側の補修終了。
【 H.19 】
1/2 補修工事の進捗状況が悪く、工事中の生活が長期間に及ぶ為、ブログで、欠
陥住宅を公開、全国から支援を得る。
【 ガルバ棟の内装工事等、工事再開 】
2月 RC棟お風呂場から洗面所床下に水漏れをしている事が発覚。最初からの施工
不良で、1年4ヶ月間、漏水をしていた。
3/11 2月のお風呂場漏水発覚後から、床下に工場扇を入れて、乾燥させる行為が1
ヶ月以上に渡り続く為、床下防蟻処理の薬品を吸って体に極度のストレスを感
じ、夫が「顔面三叉神経の帯状疱疹」と診断され、2週間の休職を余儀なくされた。
3月末 ガルバ棟の内装工事完了
4月 お風呂場はやり直しをしていただき、一度は補修完了するが再度水漏れ。
その後も含めて計5度漏水(~2月、4/10、4/25、4/30、7/2)長期間水に浸かっていた為、洗面所床下が、カビ・錆びの発生。
コンクリート棟中コート側の横樋の水漏れ発覚。
6月 コンクリート棟も打ち継ぎ処理をしていない状態で地中に埋めている状況、
床下に漏水の危険性がある為、家の周りに雨水処理の為の排水溝を巡らせる
工事をする。
家事室側の花壇も排水設備設計ミスの為、雨水の処理ができないので補修工
事をする。
7月 2×4棟の外壁が、契約図書の材料から耐火基準を満たさない材料に 勝手に変更されている事を確認。
ダイニングの方立サッシの水漏れ発覚。
8月 方立サッシと中コート横樋の補修工事開始。
9月 2箇所、屋根勾配の設計ミスで、雨水が溜まりサビが発生する恐れがある事を確認。
ガルバ棟、寝室の施工ミスにより再度内装のやり直しの必要性を確認。
寝室・2Fゲストルームの屋根裏の隙間、補修の必要性確認。
他の屋根も契約図書どおりの施工ではない事を確認。
階段の危険性確認。
10月 方立サッシの室内側の補修工事開始。
11月 ガルバ棟ツーバイ木造部分の構造の不安定さを全国の支援していただいている
建築士のみなさまから指摘され、ツーバイの構造について調査開始。
実際に施工した、大手ツーバイメーカーであるフレーミング会社に調査依頼をした結果、構造に関して設計・施工不良の報告を受ける。
11月末 方立サッシ室内側の床、補修工事完了。お風呂の補修工事終了。
12月 寝室・2Fの24時間換気の換気扇が、設備設計士の指示通りの機器が導入されていない事が確認された為、補修を試みるが失敗。
現在、屋根裏部屋のダクトを取り外し、換気無しの状況で生活している。
12月末 フレーミング会社の構造計算担当建築士の見解がでて、構造的に耐震性がない危険な建物である事を指摘される。
【 H.20 】
1月 構造計算の結果、耐震性が無いことが確認される。
2月末 北九州市建築指導課、現場確認。
4月 提訴
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