アイコン HISも支援しやすくなったHTB/企業再生支援機構活用検討・前原大臣

長崎県を訪れている前原誠司国交省大臣は30日、大型リゾート施設「ハウステンボス」(HTB)の再建問題に言及、「企業再生支援機構の活用ができるのか、所管の菅直人副総理と相談して取り組ませていただきたい」と述べ、同機構による再建支援を検討する考えを示した。

企業再生支援機構が50億円~100億円出資してくれれば、HISも進出がはかりやすくなり、今週予定されている同社の役員会の結論は、様子見のため順延されるものと思われる。HISも、国も支援するHTBの再生事業に乗ることは、国との関係でも大いに役立とう。
管副総理は、2001年民主党幹事長時代に民主党の「有明海漁業被害対策・諫早湾干拓事業見直し本部」の本部長でもあった。猫谷やんは完全に別にして、長崎県を理解してくれているものと思われる。
ハウステンボスには1,000人を超える従業員と取引業者など多数関係しており、地域経済を担う側面を持っている。そのため破綻を回避すべく地域を司る朝長市長の熱意が、HISを動かし、福岡財界有志を動かし、前原大臣を動かしているものと思われる。
 

[ 2010年2月 2日 ]
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