アイコン 熊谷組/ゼネコンランキング株価

 同社は、過去三井住友銀行主導で不良債権処理において三井住友銀行主導により債務免除を受け、今では財務内容も健全領域近くまで再建された準大手ゼネコンである。有利子負債も売上高の2ヶ月分以下まで圧縮され、自己資本率も最近は20%前後まで回復している。

同社は、大型土木工事を得意としているが、土木事業の主たる発注者である官庁が、財政難で建設投資予算を圧縮し続けていることから、土木工事の売上高は前期35%、民間主体の建築工事が65%に達している。同社は選別受注により、不動産ミニバブルが崩壊して新興デベロッパーが相次ぎ倒産したが、これといった焦げ付きは報告されていない。

海外工事は、多いとはいえないが、最近は豪州や香港・スリランカ等で土木工事を行っている。

独立行政法人水資源機構
大山ダム建設工事
   平成25年3月完成予定

連結/百万円
2007年3月期
2008年3月期
2009年3月期
2010年3月期予
売上高
326,997
295,357
284,112
266,400
営業利益
4,787
5,122
4,241
5,000
経常利益
3,963
3,977
2,323
4,200
当期利益
4,969
3,241
-5,667
2,500
 
 
 
 
 
総資産
262,807
231,138
203,740
 
 固定資産
50,114
46,943
47,557
 
自己資本
48,613
47,734
40,239
 
資本金
13,341
13,341
13,341
 
有利子負債
41,900
37,056
30,145
 
自己資本比率
18.50%
20.70%
19.80%
 

主要株主  平成21年3月31日現在
持株/千株
持株比率
株式会社三井住友銀行
45,113
20.51
熊谷組取引先持株会
11,273
5.13
那須 功
8,900
4.05
日本トラスティ・サービス信託銀行4G
6,219
2.83
熊谷組互助会
3,883
1.77
住友信託銀行株式会社
3,539
1.61
熊谷組持株会
3,097
1.41
笹島建設株式会社
2,400
1.09
日本マスタートラスト信託銀行信託口)
2,224
1.01
日本トラスティ・サービス信託銀行(信託口)
2,211
1.01
88,860
40.4
 
[ 2010年4月26日 ]
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