アイコン 20日ダウ376ドルの大幅下げ、今年最大 日本1万円割れ必至

20日のニューヨークの株式市場は、ドイツの空売り規制をきっかけに同国の金融機関に対する信用不安が高まり、投資家がリスク回避の姿勢を強めた結果、3日大幅続落して引けた。ダウ平均は、今年最大の下げ幅となる前日比376.36ドル安の1万0068.01ドルで終了。

(18日ドイツは、ユーロ圏国債(ソブリン債等)や同国の金融株に対する空売りの部分禁止を発表している)
アメリカのヘッジファンドに対する金融規制強化の一環で、ドイツが空売り規制を掛けたが、ギリシャ問題・ポルトガル・スペイン問題などEU内の財政悪化国が噴出しており、また東欧の財政も限りなく悪化、そうした国々の国債購入や企業へ莫大に投資しているドイツの銀行に問題が摩り替わった。当然両者は一蓮托生の関係だが、EU諸国が協調して規制を掛けなかったことが大きな原因。しかし、ドイツの銀行事情がかなり悪化している証拠と受け止められている。    
こうした状況でも一番敏感に大きく動くのは常にハゲタカのアメリカである。
本日は日本も対ユーロの円高が更に進行し1万円割れは必死である。
またまた、株式の評価損が多くの銀行や企業で発生するが、6月末(第一四半期)までに明るくなればよい。 

  
 
日経平均
4月30日
11,057
5月10日
10,530
5月18日
10,242
5月19日
10,186
5月20日
10,030

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[ 2010年5月21日 ]
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