アイコン リリカラ・・・132円

同社の3月末の株価は132円であった。同社は親会社として豊田通商(246万株、15.46%)を掲載しているが、同社の筆頭株主は(合同)LYコーポレーション(A種、325万株、21.00%、投資業大手㈱ジェイ・ウィル・パートナーズの子会社)である。過去同社に対して割当増資を行い8億45百万円調達している。

リリカラの売上高推移は、07/12期461億円、08/12期429億円、09/12期337億円と過激に落としている。しかし、卸会社であるため利益は確保。しかし株価は㈱ジェイ・ウィル・パートナーズの子会社に発行した時の株価約260円、現在の株価は132円、㈱ジェイ・ウィル・パートナーズは4億円以上含み損を抱えていることになる。(昨年からの最低価格68円)
オーナーの山田一族は、一族の持株会社で筆頭株主であったヤマサカエ商事(246万株)の持株を平成21年2月豊田通商(資本業務提携、09/12期のリリカラ取引30億円、平成21年2月27日の株価は68円)に全株売却して、一族の持株会社は会社から退散した。
こうしてみると社長の経営姿勢が見えてくるようだ。ヒルトップテラスを放ったらかしにしている豊田通商の戦略(自動車のファブリックで2枚も噛むのか?)が見えてこない。
株価対策で㈱ジェイ・ウィル・パートナーズが豊田通商を引っ張り込んだのであろうか?
 

[ 2010年4月 1日 ]
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