アイコン ビスケーホールディングスを豊田通商完全子会社化へ

豊田通商は、アパレルのビスケーH(オバタリアン向けのアパレルメーカー)を8月31日、株式交換で完全子会社化すると発表した。これまで資本業務提携を締結していたが、ニッチモサッチモ行かなくなったビスケーHを救済する形で完全子会社化するようだ。
豊田通商は商社であるが、どっち向いているのか方向性が定まらない動きに終始している。今回は伊藤忠が得意とする繊維分野での糾合となる。
ビスケーHは、百貨店や専門店向けのオバサン向けアパレルを取り扱っており、百貨店業界の衰退と共にジリ貧に陥っている。同社の生き残りは豊田通商が商業施設を今後ジャンジャン作り、優先的に直営店を出店することであろう。

<ビスケーH>
連結/百万円
07/8期
08/8期
09/8
10/8期予
売上高
11,202
9,657
7,980
6,766
営業利益
-542
-231
-387
-105
経常利益
-592
-270
-447
-152
当期利益
-839
-561
-951
-232
総資産
8,641
5,975
4,885
 
自己資本
2,691
2,080
1,147
 
資本金
1,050
1,050
1,050
 
有利子負債
3,905
2,281
2,290
 
自己資本比率
31.10%
34.80%
23.50%
 
[ 2010年5月31日 ]
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