アイコン 福岡の不動産会社5社が「福岡自立支援居宅協力者の会」設立

福岡市の不動産会社5社が13日、ホームレス状態を脱して自立生活を始める人の支援組織「福岡自立支援居宅協力者の会」を設立、市役所で記者会見した。住宅物件情報を提供し、入居後もホームレス支援団体と連携してケアに取り組む。

会員はコムハウス、野仲不動産、ワイズプランニング、プロズ、エム・コーポレーションの5社。
当会は、福岡市東区でホームレス自立支援施設「抱樸館(ほうぼくかん)福岡」を運営している社会福祉法人「グリーンコープ」の呼び掛けに応じて設立した。
 当面は「抱樸館福岡」の入居者が支援対象で、自立生活を送るための物件情報を提供。入居後は、家賃納入の遅れや近所からのクレームなどがあれば同館に連絡し、同館が別のNPO法人が実施している家賃保証制度を利用するなどして、入居先のオーナーや管理会社に迷惑がかからぬよう対応する。
 会では、同館以外のホームレス支援団体や市とも連携して対象を広げ、会員を増やす考え。
「ワイズプランニング」の山崎孝徳社長は会見で、「困窮者を利用する悪質な『貧困ビジネス』もあると聞く。会の取り組みが全国のガイドラインとなるようホームレスの社会復帰を支えたい」と話している。

 

[ 2010年7月14日 ]
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