同社のＡＤＲは、当初8月20日ＡＤＲ案を提示し、10月7日決議する予定であったが、事前のスポンサーや金融機関の調整に手間取り、10月7日にＡＤＲ案を提出、11月12日に決議してもらう予定に変更したと発表した。
金融機関も既にその債権の殆どを引き当てていると見られるが、ダダこねている銀行もあるようだ。10/3期と07/3期の借入先を比較した場合、三井住友と系列の関西アーバンの2行が、全体のこの間の増加額428億円のうち256億円を増加させ、6割に達している。07年7月サブプライムローン問題は表面化しており、三井住友銀行と関西アーバンはその後も貸し続けていた。一律カットでダダをこねる銀行の存在も当然と思われる。