アイコン 毒入り粉ミルク事件のミルク捨てずに再利用/なんでもありの中国

30万人の乳幼児に健康被害をもたらしたとされる08年のメラミン入り粉ミルク事件で、中国当局は、回収され廃棄処分されたはずの汚染粉ミルクが、処分されずに流通し、加工されたり、粉ミルクの水増し用に使用されたりしており、摘発に動いている。
8月20日までに、全国各地から問題の粉ミルクを230トン押収、関係者50数人を逮捕したという。

赤ちゃんの胸がふくらむ
性早熟を促す疑いのある「聖元」粉ミルクの問題がまだ解決されていない中、今年に入って二度目の毒入り粉ミルクが発覚したことで、中国産粉ミルクに対する関心は再び高まる見通しである。
「聖元」粉ミルク問題:8月9日、中国衛生部のトウ海華報道官は、山東省の大手乳製品メーカー「青島聖元栄養食品」製の粉ミルクを飲んだ乳児に胸が膨らむなど「性早熟」現象が出た問題で、「衛生部もメディアの報道に注目している」と述べているという。
 新京報の記事によると、武漢市の生後4ヶ月、9ヶ月、15ヶ月の女児3人で、胸が膨らみ始めたのを心配した母親が市内の小児科専門病院などで検査を受けさせたところ、いずれも女性ホルモン「エストラジオール」「プロラクチン」の数値が大人並みに高いことが判明、何れも「青島聖元栄養食品」製の粉ミルクを飲んでいたという。医師は聖元製粉ミルクを飲ませないように指導したとされる。まだ具体的な解決は見ていない。
 中国十八番の報道規制も取られている模様。 

日本でも輸入米の毒米事件が最近まであっている。中国並みになることだけは避けねば。
 

[ 2010年8月26日 ]
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