アイコン イオンモール/第3四半期 中国展開推進

同社は、新規SCについて、3月にイオンモール新瑞橋(愛知県)、イオンモール大和郡山(奈良県)を開設。また、6月には、清水建設よりプロパティ・マネジメント(PM)物件として受託したイオンモールKYOTO(京都府)を開設した。
既存SCについては、9SCの活性化を実施。4月にイオンモール太田(群馬県)において、昨年12月に退店したホームセンター跡区画にモールを延長して専門店ゾーンに刷新するリニューアルを実施し、9月には、開設して32年が経過するイオンモール寝屋川グリーンシティ(大阪府)を全面的な活性化により、都市型SCとして新たにオープンした。 

専門店との契約満了を迎える5SC[イオンモール橿原アルル(奈良県)、イオンモール広島府中ソレイユ(広島県)、イオンモール京都ハナ(京都府)、イオンモール福岡ルクル(福岡県)、イオンモール浜松志都呂(静岡県)]については、新規専門店の導入や既存専門店の業態変更移動等により、SC全体を刷新する大規模なリニューアルを実施した。 
イオンモール草津(滋賀県)、イオンモール東浦(愛知県)についても、第1四半期において新たなサービス施設を拡充し、リニューアルを実施した。これら9SCの活性化に加え、3月、6月、10月に実施した、グループの運営するSCに出店しているテナント約23,000店舗での一斉セールも奏功し、当第3四半期連結累計期間の既存49SCの専門店売上は前期比105.3%、来店客数は同104.0%、来車台数は同104.7%と前期を上回って推移した。既に出店が決まっている区画を除いた空床率(面積ベース)は、前連結会計年度末の0.7%から当第3四半期連結累計期間末においては、目標とする0.5%に改善している。
また、来期に計画している新規SCの開設、既存SCの活性化についても、取り組みを進めている。中国事業については、2008年11月にオープンしたイオン北京国際商城ショッピングセンター(北京市)に続く中国2号店として、9月21日にイオンモール天津TEDA(天津市)を開設するともに、今後の多店舗展開に向け、物件開発を推進しているとしている。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
10年2月期第3四半期
101,944
25,340
24,632
14,753
11年2月期第3四半期
106,566
27,970
26,949
15,723
前年同期比
104.5%
110.4%
109.4%
106.6%
11年2月期通期予想
147,000
40,000
38,000
22,000
10年2月期実績
138,942
37,201
36,195
21,809

[ 2010年12月22日 ]
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