アイコン 金型大手2社、受注不振で国指導により統合へ 富士テクニカ・宮津製作所

自動車金型国内第2位の富士テクニカは、3位の宮津製作所の事業を買収して統合する。今回の統合は、国の機関である企業再生支援機構から買収資金の8割の出資を受け、実現する。なお、事業部門を売却後の宮津製作所は清算の予定。

リーマンショック後、極端に落ち込んだ金型設備投資に金型メーカーがどこも生き残りを掛けている状態であり、今回の国主導による統合より、富士テクニカは先端技術の開発を目指す。
  先般テレビで金型業界のことが放映されていたが、タイ?企業が日本の金型企業を買収して、その熟練工を現地工場に呼び、現地スタッフに対し指導させてい た。日本の熟練工も指導することを喜んでいたが、色々な技術がこうして海外に移転、産業の衰退や空洞化が進む。グローバル化の必然であろう。日本は新技術 や新産業を生み出し続けなければ、グローバル化した企業を除き、世界では生き残れない時代が迫っている。

[ 2010年9月17日 ]
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